好奇心を伸ばすためには疑問が必須です

子供は日々新しいことに触れ、様々なことを学んでいきます。この時、新たに知ったことをそのままで置いておくのではなく、「どうしてだろう？」という疑問に昇華させることによって、好奇心は育まれていくのです。私は次のような方法をおすすめします。

○多くの場所に連れて行く
上記の通り、子供には日常のありふれた出来事ですら新鮮なものになります。そのため、近所の公園だけでなく牧場や大きな広場、さらには川や海などの自然などにも触れさせましょう。星を見るなどの方法も有効です。そして、新たな出来事を体験したあとは図鑑などでさらに深く学んでいきましょう。きっともっと多くのことを知りたがるようになるはずです。

○本を読み聞かせる
小さな子供にとって、本の世界は夢の国です。いろんな魔法を使うことができたり、大きなドラゴンと戦ったり……。多くのジャンルの物語に触れることで、好奇心だけでなく想像力も高められます。小さな頃から文学の楽しみを知っているということはその後の人生で大きなアドバンテージになります。

○過剰に叱らない
まだまだ物事の分別がつかないのが子供です。そのため、時には好奇心に負けてやってはいけないことをすることもあるでしょう。しかし、そこで保護者が必要以上に叱ってはいけません。子供にとって叱られるということは恐怖以外の何者でもなく、結果的に自分から行動することができなくなる可能性もあります。叱ることは必要ですが、決して怒鳴り散らすのではなくその中で褒めるべき点を見つけてあげることが大切なのです。

好奇心は人間が生きていく上で必要不可欠の大切な感情です。子供が自由に学ぶことができる環境を整えてあげることが保護者の役割です。