子供と一緒に野菜を育てて、料理をする

ベランダやお庭で、ピーマンやナスを栽培してみてください。実った野菜をお子さんと一緒に収穫して、お子さんに手伝ってもらいながら料理します。

栽培は、できれば種からが良いです。難しければなるべく小さな苗からでも構いません。水遣りや肥料やりなどを、なるべく子供と一緒に、遊び感覚で行います。

やがて花が咲き、ちいさな実がなり、どんどん膨らんでいきます。収穫もお子さん自身がおこなうのが良いです。手を添えて、はさみでチョキンとしてあげてください。

お料理は 天ぷら や 肉挾みフライをオススメします。「衣をつける」というのが、子どもにとってはとても面白いようです。

時間をかけて食材そのものや料理という行為とつきあった子供のほうが明らかに好き嫌いは少なくなるようです。食卓だけで食に接するのでなく、生産、加工の段階から、なるべく長いスパンで食材と付き合わせることができれば、不思議なほど好き嫌いは無くなっていくそうです。

育てるのが難しければ、料理のお手伝いだけでも効果はあるみたいですよ。アメリカのある社会調査では、小学生を対象に調査したところ、料理を手伝う子ほど野菜の好き嫌いは少なくなる傾向があるようです。