スポーツがテーマのおすすめ映画「俺たちダンクシューター」
■ストーリー:舞台は1970年台。アメリカではかつてNBAとABAという2大プロバスケリーグが存在した。
一発屋ミュージシャンのジャッキームーン(ウィル・フェレル)は、印税を元手にABAのチームフリント・トロピックを買収したが、ファンも少なく客席はいつもガラガラ。
そんな折に「NBAがABAを買収する。ABAは解散し、上位4チームだけNBA入りし、後は消滅する」という宣言が出される。ジャッキー率いる弱小チームの運命はいかに!
■おすすめ理由:
ひらたく言えば、弱小バスケットボールチームの奮闘を描いた映画なんですが、主演がアメリカでは絶大な人気を誇るコメディアン、ウィル・フェレルということで、基本的には王道のアメリカンコメディです。
ウディ・ハレルソンや人気ラッパーグループ「アウトキャスト」のメンバー、アンドレ・ベンジャミンなども出演していてちょっと豪華。70年代のセンスよいソウルミュージックがBGMに使われていたちしていて、ちょっとおしゃれな感じすら漂っています。
下ネタも満載なので評価は分かれるところでしょうが、ふざけながらもバスケットボールというスポーツへの愛を感じるスポーツ映画に仕上がっていると思います。
こんなにおバカな映画なのに、ラストは感動してしまう。
結局、スポーツをテーマにした映画って真面目なものでもコメディでも、その努力の課程があり、最後には勝利してハッピーエンドという流れのものが多いですよね。そこを面白おかしく誇張して、笑いと感動をくれるっていうのはやっぱり良く出来ているなぁと感心していまいます。
私はウィル・フェレルの大ファンなので、彼の作品はたくさん見ていますが、この作品はお下劣度は低く、大人のコメディに仕上がっているので気に入っています。