ニューリッチへの道/ニューリッチへの道

ノマドライフを目指す人のお金プラン

ノマドとは、場所の制約を受けずに仕事や生活ができることですが、それによってお金がかかることと、かからないことがあります。ご参考までに私のケースでご紹介します。

午堂 登紀雄

執筆者:午堂 登紀雄

ニューリッチへの道ガイド

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ノマドライフを送る上でかかるお金、かからないお金

ノマドとは、場所の制約を受けずに仕事や生活ができることですが、それによってお金がかかることと、かからないことがあります。ご参考までに私のケースでご紹介します。どこでも仕事ができるようにするために、ノートパソコンの予備バッテリー、電源補充のためのACアダプター、ネットとつなぐための高速無線端末とその月額料金。あと目薬や折りたたみ傘などが必要です。あとは、コーヒー代でしょうか。かからなくなるものは、家にいないのでエアコン代などの電気代が少し減ります。トイレの水道代も多少は節約できるかもしれません。仕事部屋がいらないので、家もさほど広くなくてもOK。このあたりまでは会社員でもフリーランスでも同じだと思います。

次は完全なるノマドになるためにはどんなお金がかかるでしょうか? まず自宅です。私はマンションも所有していますが、それは人に貸し、賃貸で自由に動けるようにしています。購入すればローンの返済に応じて資産となり、完済後は家賃がかからないため無駄が最小限で済みますが、賃貸の家賃は垂れ流されて終わりですので、自由を得るためのレンタル料というイメージです。都内に住んでいますので車は持たず、移動はもっぱら電車か飛行機、急ぎの場合や近距離ならタクシー、遊びに行く時はレンタカーです。

反面、地方に住めば家賃は激安ですから負担は少なくなります。自家用車が必要になりますからガソリン代や維持費がかかります。リッター30キロの高燃費な車も出ていますし駐車場代も安いので、都会に住んで車を持たない暮らしよりは安く上がります。人を雇うと、勤務場所の確保、勤怠管理、固定給が発生しますからノマドから離れてしまいますが、業務は外注とアライアンスを中心にすることで、人を雇わなくても大丈夫になります。雇う場合も、フルコミッション・フリーアドレス・直行直帰にすれば、管理という手間から開放されます。

会社員をやめて「完全なノマド」になるためには?

完全なるノマドに移行するには、仕事(収入源)をどうするか、という問題をクリアしなければなりません。かといって、大企業から仕事を請け負う立場だと、値下げを強要されるかもしれません。発注が止まれば自分の収入もストップしてしまいます。デザインや物書き、講演やコンサル業はノマド的なライフスタイルを作れますが、当然営業活動が必要です。

そこで、自ら仕掛ける。価格の決定権や忙しさの主導権を握る。その方法のひとつがネットビジネス。そこで、アフィリエイト、ドロップシッピング、せどり、ネットショッピングなどを手がけるという方法があります。私の場合は、アフィリ、アイフォンアプリ、せどりなどをやっています。ただし、軌道に乗るにはある程度の時間と労力が必要です。

あるいはオンライントレード。今やスマホ1台あればいつでもどこでもトレードができます。私もFXはすべてアイフォンのみに移行してしまいました。ただし、投資で生活できるレベルになるには、少々の相場変動で吹っ飛ばされないように、ある程度の資金が必要です。

そしてこの状態で東南アジアなどの新興国に行けば、月10万円もあれば生活できますので、多少収入が減ったとしても余裕があります。海外をまたにかけるノマド、というのもアリです。(ただし、無線が通じない国、通信速度が遅い国もありますので注意)
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