テクノポップ/アーティストインタヴュー

妄想中毒の才女、fantaholic(ファンタホリック)

東大卒の才女、佐藤多歌子さんとマシン担当の高橋ヒロキさんのテクノポップ・ユニット、fantaholic(ファンタホリック)が、『Me, You, Synthesizer』でデビュー! ユニットを代表してクネクネダンスが得意な佐藤さんが登場。9月27日(木)には高円寺HIGHにてリリースパーティ!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

ファンタ中毒ではない!

ガイド:
今日は、fantaholicを代表して佐藤多歌子さんにお話を伺います。よろしくお願いします。先ずは定番の質問ですが、fantaholicの名前の由来は? Coca Cola社が喜びそうな名前ですが、ファンタ中毒なんですか(笑)?

佐藤:
takakosato

佐藤多歌子(photo by佐藤太志朗)

はい、これはお答えしなければなりませんね! Coca Cola社の宣伝に曲を使っていただけたりしたら嬉しいので、「はい、ファンタ中毒なんです!」と申し上げたいところなんですが、実はそっちのファンタではないのです。そっちのファンタじゃないどころか、炭酸飲料はおしなべて苦手です(笑)。喉が痛くなりますからね! でもビールは夏に1杯までなら美味しいですね。あ、シャンパンは3グラスぐらいまでいけます。

話が逸れましたが、fantaholicという名前は、fanta+中毒のholicで、このfantaはfantasy(夢想、空想)とかfantasmagoria(走馬灯のように移り変わる幻影、という意味だそうです。詳しい訳がよくわからなかったので、今ネットで辞書引きました)のfantaです。これはですね、このユニットを組もうとしていた時、どんな名前がいいかな~と考えていて、漫画家の今日マチ子さんに「“fantasmagoria”って言葉、最近私いいと思ってるんだけど、そういうのとかどうかな」とアドバイスをもらって、あー私妄想ばっかしてるし、妄想中毒ってことでfantaholicって名前にしたらいいかもなと考えて、そういう名前にしました。なので、意味は「妄想中毒」です。ほんと妄想ばっかしてて基本、心ここにあらずなので、ボーッとしてていつか車に轢かれて死ぬかもしれませんね。

多歌子は本名です!

ガイド:
多歌子さんというお名前は、本名? シンガーとしてはピッタリの名前。歌多き子、いいですね~。

佐藤:
有り難うございます。よく聞かれるのですが、これは本名です! 祖母が歌子という名前で、それを引き継いだのです。あとは画数がハンパなくいいらしいんですよ。何かやろうとするとすぐに環境が整う、という運勢をこの名前は持っているようです。これまでの人生、そうでもなかったと思うんですけどね……。これから! これからかな!? 未来に期待です!! いやでも最近の音楽活動に関しては素晴らしい方々とご一緒できているので、名前のおかげかもしれませんね! 実際はそれほど歌姫キャラでもありません。自分の声はタダで使えて便利な楽器、って扱いです。

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