鉄道駅ならではの演出
写真8.建物の形状に合わせた映像
写真9は車内の吊革を表現していますが、Suicaをかざす手や路線図を思わせる光のライン(写真10)、運転席からレールを見たような動きの速いシーンなど、鉄道にまつわる様々な映像が変化していきます。音も東京駅の電車の発車音をアレンジするなど、面白い演出でした。
写真9.つり革のイメージは駅ならではの演出
東京駅の駅舎の素材はおもに赤レンガで、一般的に照明しようとすると暖色系の光がきれいに見えますが、プロジェクションマッピングによる映像は、どの色も鮮やかに見え、ライトアップとしての新たな可能性を見る思いがしました。
写真10.路線図をイメージした映像
音と映像の臨場感は、写真ではなかなかお伝えできないと思います。プロジェクションマッピングを使用した演出は、国内のテーマパークや商業施設のイベントなどでも行われているようですので、ご覧になる機会があればぜひ体感してみてください。
写真11.迫ってくるように立体的に見える
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