冬のカナダの自然を満喫!クロスカントリースキーとスノーシューで楽しむウィンターハイキング
あくせくせず、自然を楽しむのがクロカンの醍醐味 (C) Travel Alberta
どちらも特別な技術は不要。基本的に歩くことができれば、老若男女、誰でも楽しめるお手軽アクティビティ。今回は、そんなクロスカントリースキーとスノーシューの魅力をご紹介したいと思います。
そもそもクロスカントリースキーとは?スキーとの違いは?
ちょっと慣れれば、うまくスキーを滑らせ、スムーズな移動が可能に (C) Tourism BC/Dave Heath
違いを簡単に説明すると、スケートスキーでは裏面にワックスを塗って滑り具合を調節するのに対し、クラシックではフィッシュスケールと(魚のうろこの意味)と呼ばれるギザギザが裏面の中央部分に付けられていて、これが雪面に食いつき、滑りやすい雪の上でも前進することができる仕組みとなっています。
そしてこのクロスカントリースキーですが、スキーという名前がついているため、一般のスキーと混同されがち……。ただ、スキーとは大きく異なる点がたくさんあるので、ちょっと確認してみましょう。
靴が柔らかいため、足へのストレスも激減 (C) Tourism Ontario
- 金属のエッジがない。なので、曲がったり止まったりするのに少々てこずる。
- 板が軽い。女性が片手でも難なく運べるほど。
- 板の幅が狭く、細長い。幅はなんと5cm程度。
- かかとにビンディングがない。歩くことに特化されたスキーなので、固定されるのはつま先のみ。
- 靴がスニーカーに近いソフトなもの。板を履いていない状態での歩行も楽々。
- ストックが長い。形状は同じようなものだが、胸の辺りまでの高さに合わせる。