台湾のゲストハウス事情
台北のゲストハウス、EZSTAYTAIPEIの女性専用4名ドミトリーはバスルーム付
4~6人くらいで1部屋をシェアするドミトリーは一泊450~700台湾元(約1,350~2,100円)くらいが相場。なかにはプライベート性が高いシングルやツインの部屋があるゲストハウスもありますが、部屋数は少ないので早めに予約しましょう。
共同キッチンやロッカー設置だけでなく、洗濯機や無線LANが無料で使えるなど便利なゲストハウスが増えてきました。夏は冷房費が別に加算されるところもありますが、それでも格安。むしろ市内の格安ホテルよりも清潔感があるゲストハウスもあるくらいです。
台湾のホテル予約
洗練されたインテリアが印象的な、台北商旅慶城館のデラックススイート
世界中から予約が取れるサイト、Hotelclubやオクトパスなどはその場でカード決済できるなど、確かに便利。宿泊日が20日前を切ると格安になるサイトもあります。しかし細かなリクエストや質問する場がなく契約が成立してしまい、万が一トラブルがあったときの対処も難しいです。
例えば台湾のホテルの中には日本人向けにバスタブがある部屋と、欧米人向けにシャワーのみの部屋とがあるホテルがありますが、海外サイトで予約すると欧米人向けと判断されるのか、宿泊料金が30,000円以上なのにバスタブなしといった部屋になることがあります。
さらにこういった世界中に展開している予約サイトは、予約確認書に記載されているホテル名がRiviera Hotel、住所が646 Linsen North RoadTaipei, 104 Taiwanといったように英語表記のみ。漢字表記がわからないとタクシーで行こうとしても場所が分からずたどり着けないことがあります。こういったサイトで予約した場合はホテル名と住所の漢字表記を必ずメモしておきましょう。
日本の主要なホテル予約サイトで扱いがないような無名の安いホテルを予約する時にも気をつけましょう。インターネットのサイト上の写真は往々にして綺麗に撮影されているもの。ほかの国の人なら普通に泊まれるホテルでも、世界でも神経質過ぎると言われる日本人の私たちには部屋の臭いや窓がないなど、なじめない場合があります。日本のサイトで扱っていても過去に口コミ評価がなく、あまり新しくないホテルは予約を避けた方が無難。いずれにしてもホテル探しの際、有力なのはガイドブックの情報やインターネット上の日本人による口コミ評価です。
インターネットでホテルの予約をするときには予約確認書を必ずコピーして持参してください。エクスペディアのようにクレジットカードとパスポートだけでいいサイトであっても念のため予約完了ページやメールをコピーすることをおすすめします。
新尚旅店は現地で予約したところ、スタンダードシングル朝食付きで1,800台湾元(約5,400円)で泊まれました