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迫力満点のオオウナギ生息地 (長崎・樺島)

「オオウナギ生息地」として名が通っている長崎県の樺島。今回出逢ったオオウナギ・「うな子」と「うな次郎」は、身長なんと150センチ、体重43.5キロ! 迫力満点のオオウナギは一見の価値アリです。樺島ではゆっくりとした時の流れも感じることができます。

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迫力満点!長崎のオオウナギ生息地 (樺島)

 

 

少し前の出来事ですが、ひさしぶりに野母崎の樺島に行ってきました。中学生のとき以来、実に約15年ぶりの再訪です。野母崎の樺島は、長崎半島の岬に位置します。国道499号線を南下して野母から脇岬方面に向かい、赤い樺島大橋を渡ると樺島に到着です。

樺島は長崎半島の最先端に浮かび、いまから25年前に脇岬との間に橋が架けられ、陸路で行けるようになったそうです。その樺島、「オオウナギ生息地」として名が通っていることはご存知でしょうか?

オオウナギ生息地では日本において北限に位置し、屋久島以南の南西諸島では多く見られますが、九州の本土以北では暖流がぶつかる地域にしかみられず、各地で天然記念物として保護されているそうです。今回出逢ったオオウナギは、「うな子」と「うな次郎」。でかいっ!!! 身長なんと150センチ、体重43.5キロ! 迫力満点のオオウナギは一見の価値アリです。

ところで、樺島にはオオウナギが棲む井戸が昔からありました。井戸の主である「うな太郎」が長年暮らしていましたが、実は昨年2月に26年の生涯に幕をおろしました。いまこの井戸の中に「うな太郎」の姿はありません。「うな太郎」は井戸のすぐ近くで永眠していました。身長179センチ、体重45キロと日本人の平均身長を上回るほどの大きさを誇っていました。まさに、オオウナギの名前にふさわしい体格の持ち主だったのです。その「うな太郎」も晩年は体重も落ちていき、昨年2月、多くの人に惜しまれながらこの世を去っていきました。

15年前、確かに「うな太郎」は井戸の中を元気に泳いでいました。いまこの井戸にはオオウナギの姿はありませんが、井戸の近くに設置してある水槽に「うな子」と「うな次郎」の元気な姿を見ることができます。樺島ではゆっくりとした時の流れを感じることができました。

ぜひ長崎南端の地、野母崎樺島を訪れてみてください。

■野母崎樺島
地図:Yahoo!地図情報
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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