人を魅了する繊細なガラス細工「薩摩切子」

 

 

繊細な細工が鮮やかなガラスに織り成す「薩摩切子」は人々を魅了するパワーがあります。一目見た時からあまりの美しさにハッと息をのむほど。薩摩切子は鹿児島に縁のある「名産品」です。

島津家28代 藩主島津斉彬は、日本を強く豊かな国にするため、集成館事業という大規模な近代化事業を推進しました。硝子工場では最盛期には百名を超える職工が働いており、切子の他瓶類や板ガラスなど様々な種類の硝子器を製造していたほどの盛況振りだったとのこと。そして、1851年、28代島津斉彬が藩主になると飛躍的な発展を遂げることとなり、鹿児島城内に着色ガラスの研究がなされ、紅・藍・紫・緑等の発色に成功しました。中でも、日本で初めて発色に成功した紅色は「薩摩の紅ガラス」として当時都鄙を問わず称賛されたそうです。

現在は幻となってから約100年後、斉彬が築いた世界に誇るガラス工芸の歴史を再興させたいとの熱い思いから1985年にゆかりの地、鹿児島市磯に薩摩ガラス工芸が設立されているので、ぜひギャラリー見学してみてはいかがでしょうか。

色鮮やかななガラスに巧の技が効いている「カット技術」が光を薩摩切子越しに幾重にも重なり、広がっていきます。ちょっと大人のお土産として自分へのご褒美、お世話になっている方への贈りものとしてきっと喜ばれる品だと思います。薩摩焼酎と共にセットで贈るとより一層素敵な「お土産」になりそうです。

■株式会社島津興業 薩摩ガラス工芸
住所:鹿児島県鹿児島市吉野町9688-24
Tel:099-247-2111
地図:Yahoo!地図情報
HP:http://www.satsumakiriko.co.jp/index.html
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