400年以上の歴史を持つ臼杵せんべい(大分・臼杵)
国宝「臼杵磨崖仏」(通称・臼杵石仏)で知られる臼杵市を代表する銘菓といえば「臼杵せんべい」です。その歴史は長く、約400年前にさかのぼるとか。臼杵藩の城主・稲葉氏が入国した時に非常食としていたものが形を変え、今の臼杵せんべいになったといわれています。大分、特に県南では食べたことがない人はいないのでは?と思われるほど、浸透しています。
歯ごたえのある玉子せんべいの上にかかっているのが生姜味の甘い蜜。生姜の味がけっこう強いので、小さい頃はあまり好きではなかったのですが、大人になるにつれ、おいしさがわかるようになりました。手曲げで湾曲したものと、平たいものの2種類があります。どちらも臼杵石仏の大日如来像が描かれた袋に入っています。
渋い見た目のおせんべいですが、おいしいので、ぜひ手にとって欲しい一品です。
※臼杵市内の各所で販売されています。
<購入先>
トキハ本店 地下2F
住所:大分市府内町2-14
Tel:097-538-1111(代表)
営業時間:10:00~19:00
不定休
http://www.tokiwa-dept.co.jp/honten/
<製造元>
臼杵市せんべい加工協同組合
Tel:0972-63-3741