Mac/自慢のビンテージMac

LC575

私のファーストMacは、デザイナーさんに安く譲ってもらった「LC575」です。手放すことができなくて、嫁入り道具のひとつとして、今でも仕事部屋の片隅にたたずんでいます。犬っぽくてかわいいですね。

田辺 紫

執筆者:田辺 紫

横浜ガイド

苦楽をともにした相棒

LC575

LC575

私のファーストMacは、デザイナーさんに安く譲ってもらった「LC575」です。広告制作会社でライターとして働いていた時のこと、年上のデザイナーさんがPower Macに買い替えることになりました。新しいMacの支払額48万なにがし円の端数「8万なにがし」を払い、譲ってもらいました。1995年くらいだったかなぁと。

漢字Talk7とかの時代。この非力なマシンで、フォトショップ・イラストレーター・クォークを動かしていたなんて……信じられないですよね。デザイナーさんが、「またかたまった」と涙していたのを思い出します。

これで、キーボードの練習したり、夜なべして原稿を書いたりしました。LC575をモデムにつないで自宅から初めてメールを送信した感激は、今でも何となく(笑)、覚えています。もちろん、ソフトはEudora。あのメール着信音がなつかしい。

手放すことができなくて、嫁入り道具のひとつとして、今でも仕事部屋の片隅にたたずんでいます。あらためて引っ張り出して撮影してみたら、犬っぽくてかわいいですね。頭についてる棒は、原稿(紙)をはさむクリップです。

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