【調布】駅前再開発で利便性がアップした映画の街(3ページ目)

規模の大きなマンションは希少、一戸建てはバス便利用が主流

まず、マンションですが、新築、中古ともに規模の大きな物件は少なく、特に駅から徒歩圏であれば数十戸から120～130戸くらいまでが中心。

新築での価格の目安は70平米で5000万円台後半から。ここ数年、駅からバス便利用の物件も誕生しており、そうした物件であれば4000万円～も。駅から離れると規模の大きな物件もあります。
中古は比較的数は豊富で築40年超から築数年までが揃います。駅から数分以内で見ると、やはり古い物件が多く、その代わり、価格は築30～40年で60平米が3000万円前後。利便性重視のカップルなら、こうした物件をリフォームして住む手もあります。

全体に50平米くらいからの物件が目に付き、単身向けは希少です。もっと築年数が新しい、広いなどの物件になると4000万円くらいが目安です。

新築建売一戸建ては4000万円～6000万円が中心。駅からは10数分以上という物件が多く、バス便も少なくありません。このエリアでは京王線と北側の中央線の間が広く、この2線間の物件だとどうしてもバス便にならざるを得ないのです。

場所によっては住所は三鷹市という物件も。調布と三鷹、吉祥寺方面へのバスは本数は多く出ているので、頻繁に夜遅くなるような仕事でなければ、さほど問題はないだろうと思います。ちなみにバス便でいえば、成田、羽田へリムジンバスが利用できます。
賃貸はワンルームマンションで5万円台後半～、2DKで9万円～、3DKで11万円～といったところ。アパートの場合、数千円くらい安くなります。
歴史あり、自然あり、便利さありと、住んで楽しそうな要素の多い街、調布。京王線の地下化、商業施設誕生を見込み、少し前から若い層の流入が増えているそうで、街全体が若返っています。今後、さらに変わる可能性もあり、楽しみです。  ＊2012年8月31日の記事に2017年10月加筆、修正。