代表的な留学先国(都市)の得意分野は?
留学をより意義のあるものにするためにも、事前の計画はしっかり立てよう! |
まずは自分のやりたいことが、どの国(又は都市)で学べば最も効果がありそうかということを調べてみてはいかがでしょうか?
代表的な留学先国(都市)では、それぞれがいくつかの得意分野を持っています。例えば、デザインを学びたいというのであれば、英語圏では、やはりイギリス(ロンドン)かアメリカ(ニューヨーク)ですし、ツーリズムやホスピタリティはオーストラリアやアメリカが適しているように思えます。自身の専攻を深めるには、どの国のどの都市がふさわしいかを、様々な角度からチェックしてみるといいでしょう。
また、留学先として選んだ国で学んだことが、帰国後、日本でのあなたのビジネスにおいて、どれだけ関わりを持つことができるかなど、留学という自分に対しての「投資」の「成果」もある程度意識することが必要です。
生活環境による選び方
都心に滞在するのか、地方都市に滞在するのかで、生活のスタイルや全体の費用が違ってきます。現在、首都圏に住んでいる人は、どの都市に留学しても、人の多さに疲れを覚えることは少ないと思いますが、逆に、地方都市に留学すると、物足りなく感じてしまう傾向があるようです(海外の地方都市は有名な街でも思いのほか規模は大きくありません)。ただ、刺激が少ない分勉強に集中できるとの見方もできます。総費用で比較
主要英語圏の留学先でも、為替や物価の関係から留学費用が異なります。例えば物価の高いイギリスに1年間語学留学する場合と、ニュージーランドに留学する場合では、数十万の差が出てきます。その時の為替レートで、授業料・滞在費・現地生活費を算出し、他に必要なビザ代・保険代・航空券代などを見積もってみましょう。
同様に、留学先国のなかでも大都市と地方都市では物価が異なってきますので、費用面を優先させた場合は、物価が低い国の地方都市を選ぶというのもひとつの選択基準です。
学校の特徴から選ぶ
学校の特徴は授業料から見ることができ、いわゆる「安い学校」「高い学校」というカテゴリーも存在します。語学学校の授業料は、小人数制の学校と大規模校とでは異なりますし、講師の質やパソコンなどの設備を整えているところは概ね高めの授業料が設定されています。それでは、「安い学校」がまったくオススメできないかというと、学生の満足度が比較的高い学校が無いわけではありません。在校生や卒業生の体験談を目にする機会があれば、参考にしてみましょう。
もちろん、費用面からだけではなく、TOEICなどの試験対策が充実していることや、文法ではなく会話を重視した授業スタイルであること、クラスが同じ国籍の人ばかりにならないように、国籍比率の上限を定めているところなど、学校それぞれの特徴に着目した選び方もあります。