バランス型ファンドは“リバランス”が不要!
バランス型ファンドなら資産配分を自動的に管理してくれる!
例えば、国内株式と外国債券の比率を「50:50」と決定し、国内株式ファンドと外国債券ファンドを組み合わせて運用を開始したとします。1年後、国内株式ファンドが値上がりしたことで比率が「60:40」に変化していたとしたら、そのまま放置しておくのはNG。当初自分が決めた資産配分からはズレてしまっているので、もとに戻すことが必要です。
つまり、国内株式ファンドを10だけ売り、そのお金で外国債券を買い足して元の「50:50」に戻します。この作業のことをリバランスといいます(リバランスについて詳しくは「投資信託で大事な管理「リバランス」とは」をご参照ください)。
リバランスは定期的に行えば、行わない場合よりもリターンがアップしやすいという利点もあるため、運用中はぜひとも続けていきたいもの。とはいえ、元の資産配分と照らし合わせて売却、購入の手続きを行うのは面倒という人もいるでしょう。
その点、バランス型ファンドの場合は、プロがリバランスを定期的に行って基本資産配分をキープしてくれます。忙しくて運用に時間や手間を割けない人には便利なタイプといえます。
ただし、バランス型ファンドを買うときには注意も必要です>>>>>>