梅田/難波界隈の超都心が資産価値UP

2012年マンションPBRランキング(近畿圏)TOP20駅、京都市内中心部以外で目立つのは、大阪市内の都心部である梅田/難波の周辺です。上位3駅の京都に続くのは4位/京阪中之島線「なにわ橋」駅(PBR1.24)、5位/大阪市営地下鉄御堂筋線「梅田」駅(PBR1.24)、6位/JR大和路線「JR難波」駅(PBR1.23)。TOP20駅の中には、梅田界隈/難波界隈の駅が7駅も含まれています。

中津方面からみたキタヤード

中津方面からみたJR大阪駅北エリア

梅田/難波といえば従来は商業地/オフィス街のイメージで、住居は非常に少なかったのですが、複数の超高層タワー開発が進み住宅地としての評価が上昇。マンションPBRが高いのは「梅田/難波に住むってどうよ?」と考えられていたのがここ10年で「マンション立地」として評価されるに至った、という解釈で良いでしょう。

京都9駅、梅田/難波7駅以外の4駅は、9位/阪神本線「三宮」駅、15位/阪神本線「岩屋」駅、17位/阪急神戸線「岡本」駅、19位/叡山電鉄「茶山」駅となっています。TOP10駅に入ってるのは京都中心部、梅田/難波、三宮の都心部のみという結果になっています。

近畿圏ではすでに、人口減少/空き屋増加のトレンドとなっています。不動産購入者が減り住宅の選択肢が増えれば、不動産は安くなります。今回のマンションPBRは2002年以降の分譲マンションに限っての話ですが、これからは築年数に関わらず利便性の高い場所にある不動産は相対的に人気が高くなり、そうでない不動産は苦戦を強いられるでしょう。2012年のマンションPBRは、便利で住みやすい街=資産価値も高い街という図式が進みそうな予感のする指標でした。
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