住宅ローンを組んでも毎月の収支に余裕があることはとても大切です。なぜならば、この収支の余裕が、将来のための貯蓄にまわり、不意の支出に対応する緊急予備資金となるためです。収支に余裕がなければ、収入の減少、支出の増加、金利上昇による返済額の増加という家計の変動リスクに対応できず、そのような事態に陥ると、たちまち収支は赤字。貯蓄があれば、しばらくは耐えられますが、いよいよ貯蓄が底をつけば家計は破綻します。
今回は、自分予算を考えるにあたっての重要ポイント、ランニングコストの中の修繕積立金等についてみていきます。
購入時と購入後のお金について
お気に入りのマンションは自分予算で!
購入時の諸費用は、手数料、税金、保険料などと様々ですが、購入するマンションの広さや場所によっても異なりますし、どのような住宅ローンを利用するかによっても大きく差がでるため、諸費用のプランニングもおろそかにはできません。
購入後のランニングコストは、管理費、修繕積立金、駐車場使用料、固定資産税、都市計画税、保険料などがあります。これらのうち上昇するものは要チェック。将来の家計に大きく影響してきます。