丸屋旅館で滞在を満喫
古い面影を残しながら改装している丸屋旅館ですが、客室は改装箇所が多く、秘湯風情を期待して行くと少々新し過ぎる印象があります。さらに真新しい立派なテーブルが有ったら失望する所でしたが、代わりに小さなちゃぶ台が置いてあり、一見不釣合いにも見えますが、秘湯風情を守ろうとする宿の意思を感じた気がしました。
長旅に疲れて早く寝たので、夜中に目が覚めました。名物の朝市が五時半開始なので、もう寝られないと思いつつ布団の中でうたた寝すると、最高に気持が良くて寝具も一流だと分かりました。
肘折温泉発祥の共同湯が正面にあり、宿で入浴券を配布しているのも嬉しい配慮です。居心地の良い宿ですが宿に篭りっきりにならないように意識して、冒頭に紹介した朝市や共同湯なども、宿の楽しみの重要な要素だと痛感するまで温泉街を楽しめれば、この宿が一層好きになるに違い有りません。
丸屋旅館詳細情報
■肘折温泉 丸屋旅館住所:山形県最上郡大蔵大字南山519
電話:0233-76-2021
日帰り入浴:11:00~14:00 500円
宿泊料金:15,900円~(1泊2食付/2名1室利用時のひとり分の料金)
アクセス:山形自動車道山形北ICから車で約90分
地図:Yahoo!地図情報