お金を貯める体質改善ノート/お金を貯める体質改善ノート

住宅ローンは固定金利?変動金利?どう選ぶ?

住宅ローンは、長期間で借りるローンだから、金利が影響します。今は固定金利がいいのか、変動金利がいいのか。自分にはどの金利タイプがあっているのか、ローンを組むときは皆さん悩みます。貯金生活を続けながら上手に住宅ローンを取り入れていくための一助になればと思います。

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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自分に合ったローンを探す

住宅ローンは固定金利?変動金利?どう選ぶ?

住宅ローンとの付き合いは長い人が多いと思うので、自分に合ったローンを見つけるところから始めたいですね。

住宅ローンを選ぶとき、何を目安に選びますか? 多くは金融機関を選ぶことから始めるようです。ローンを組める金融機関が限られてしまう自営業者などは別として、会社員や公務員の方は、金融機関を選ぶよりも、自分に合ったローンの形を選ぶことから始めるほうがよいでしょう。そのあとで、そのタイプのローンを取り扱っている金融機関を選ぶ、という順に進めたいですね。

付き合いのある金融機関だからというだけで、何となくローンを組んでしまうと、本当に自分に合ったローンを選べない可能性があります。自分に適したローンと出会うチャンスを逸してしまう結果につながるのであれば、とてももったいないことです。

住宅ローンのタイプと選び方

住宅ローンは大まかに分けて「変動金利型」「固定金利選択型」「固定金利型(全期間)」があります。変動金利型と固定金利型はおわかりでしょう。前者は金利が日々変動するタイプ。後者は、ローンの返済期間中、最初に決めた金利に固定されるタイプです。固定金利選択型は、基本は変動金利型で「当初10年間は金利を固定する」などの特約がついているタイプです。

この3つの中からの選び方は、簡単に言うと、世の中が低金利のときは「固定金利」、高金利のときは「変動金利」を選ぶのが大原則。世の中が低金利のときは、今後金利が下がるよりも、上がる可能性のほうが高いので、低いローン金利で固定したほうが良い結果となります。逆に高金利のときは、今後金利が下がっていく可能性が高いので、ひとまず変動金利型で借りておいて、金利が下がったときに固定金利型へシフトするのが望ましいと言えます。

となると、限りなくゼロに近い金利の今は言うまでもなく固定金利をすすめたくなりますが、この先しばらく金利は上がらないと考えて、固定金利より利率の低い変動金利を選ぶ人もいます。どちらが良いかは、その人の向き、不向きも影響します。

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