各界のリーダーとして活躍する人材を輩出
2005年に創立110周年を迎えている三国丘高校。37000人にものぼる卒業生の中には、宇宙飛行士の土井隆雄氏や彫刻家の薮内佐斗司氏、映画監督の阪本順治氏、日本サッカー協会名誉会長の川淵三郎氏など、各界のリーダーとして活躍する人材も多い。各界の最先端で活躍されている卒業生と接することは、生徒たちの視野を広げ、世界を見つめる確かな視点を養うことにつながる。「三丘セミナー」をはじめ、大学教授や現職の弁護士、医師を招いて少人数で語り合う「土曜クラブ特別ゼミ」の実施や研究室訪問・見学、また本校OBの東京大学教授や現役学生との交流企画なども盛り込まれた「東京方面キャンパスツアー」などを展開。同校ならではの素晴らしい資産ともいえる卒業生の方々との交流を通して、“本物”に触れるさまざまな機会を今後も増やしていきたいという。
このほか、SSHの取り組みとして、日本未来科学館、東京大学、筑波宇宙センター、サイエンス・スクエアつくばなどを訪問する「東京方面SSツアー」や、大阪大学医学部や京都大学の1日体験入学など、最先端研究技術や医療現場に触れる独自のプログラムも実施されている同校。参加した生徒たちからは “250%の満足度”との声も上がっており、将来の夢や目標に向けた学習意欲やチャレンジ精神の向上に大きな効果を発揮している。