青森の観光・旅行/青森の基本情報

青森の気候・イベント・旬の味覚(4ページ目)

四季がはっきりしている青森。いつ訪れても季節ごとの美しい自然を楽しめますし、豊かな四季の自然を活かしたイベントや、その風土・文化から生まれたお祭りもたくさんあります。それに、青森は山・海・里の食材に恵まれた食材の宝庫。美味しい旬の味覚もたっぷりといただけます。

執筆者:井藤 雪香

雪と遊ぶ!青森の冬

静寂の中雪と灯りに

冬の代表的なイベント「十和田湖冬物語」。幻想的な雪の景観を楽しめます

12月から雪の日が多くなります。山間部の一部の観光施設が冬期休業に入り、スキー場がオープンすると、本格的な冬がやってきます。1月、2月は日中でも氷点下の日が続くこともありますし、津軽地方などの日本海側では毎日のように雪が降ります。

ウィンターシーズンの青森旅の魅力は、雪とあったか郷土料理です。雪遊びを楽しんだあと、温泉であたたまりあったかい郷土料理を味わうのが冬の青森旅の醍醐味。冬を遊ぶイベントも目白押しです。

厚手のコートを着ても足りないくらい寒いので、インナーも厚手のものにしましょう。靴にも注意が必要です。すべり止めをつけ、防水スプレーをかけることをオススメします。また、雪道運転に慣れていない方はなるべくバスや電車などの交通機関を利用しましょう。特に冬の山道運転は危険です。

【主なイベント・祭り】
十和田湖冬物語/十和田市
2月上旬から約3週間毎日開催される、青森冬の三大祭りのひとつ。静寂につつまれた十和田湖の冬景色と、スノーランプと花火が作り出すファンタスティックな世界を楽しめます。(2月)

弘前城雪燈籠まつり/弘前市
みちのく五大雪まつりのひとつ。200基もの雪燈籠とライトアップされたお城が幻想的に浮かびあがります。(2月上旬)

八戸えんぶり/八戸市
みちのく五大雪まつりのひとつ。八戸地方に古くから伝わる郷土芸能で、春の到来を告げる豊年祈願のお祭りです。国の重要無形民族文化財に指定されています。(2月17日~20日)

■冬のこみせまつり/黒石市
日本の道100選にも選ばれた、伝統的建造物が残る中町通りの「こみせ」で開催。津軽三味線ライブや地酒の試飲などが楽しめます。(2月中旬)

■弘前エレクトリカルファンタジー/弘前市
弘前城をはじめ、市内に現存する文化財などをライトアップ。古都弘前のノスタルジックな町並みが、ファンタスティックに一変します。(12月~2月)

■ストーブ列車/五所川原市
津軽地方の冬の風物詩。車内には懐かしい石炭だるまストーブ、窓の外には吹き荒れる地吹雪。ほのぼのとしたローカル線の旅が楽しめます。(12月~3月)

スノーランブリングツアー/十和田市
雪と氷に包まれた冬の十和田の森を、「ノースビレッジ」のスノーランブラー(すべらないスキー)でネイチャーガイドとまわります。(12月下旬~4月上旬)

八甲田ウォーク/青森市
ウィンターシーズン最後のイベント。冬期間通行止めとなる「八甲田・十和田ゴールドライン」の、除雪直後(例年4月1日前後)、開通直前の2日間で、高さ約9mにも及ぶ、約8kmの「雪の回廊」を歩き、温泉を楽しみます。(3月下旬)

※記事「青森で雪遊び」もあります。

【旬の味覚】
■マグロ(10月~1月、特に厳寒期)
■アンコウ(11月~2月)
■ハタハタ(12月)
■ヒラメ(11月~1月)
■きんきん(11月~2月)
■ヤリイカ(1月~3月)
■なまこ(12月~1月)
■いのしし(11月~3月)
■秋掘りながいも(11月~2月)
■雪にんじん(12月~3月)

※情報は2010年4月現在のものです。最新情報について変更となっている可能性があります。予めご了承下さいませ。
※各イベントの日程は止むを得ない事情により変更となる場合があります。また、予約が必要なイベントもありますので、必ず事前にご確認ください。
※旬の味覚の食材はその年の天候や地域の違いなどの理由で、旬の時期がずれることがあります。
 
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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