イズミール市内へのアクセス
市内だけでも人口350万人を超えるメトロポリタン、イズミール
イズミールはトルコ第3の都市だけあって、電車やメトロ、バスといった公共交通機関が発達しており、どの路線も拡張方向にあります。といっても、ホテルやレストラン、観光地などは中心地に集中しているので市内観光にはあまり関係ありませんが、空港や長距離バスターミナルと市内中心部の移動にはとても便利なのでぜひ賢く活用したいところ。
空港から市内へのアクセス1 ハヴァシュ
最も利用しやすいのはHavas
イズミール南部に位置する
アドナン・メンデレス空港と市内を公共交通機関で往復するには3つの方法があります。1つ目の方法はハヴァシュ社のシャトルバス。これは空港とマーヴィシェヒルを結んでおり、市内中心部ではアルサンジャクにあるスイソテルグランドエフェスイズミールが乗降地点になっています。シャトルバスなので途中乗降駅が少なく、空港からの移動としては最も快適な移動方法。また、別途空港から直接オトガル(長距離バスターミナル)に行く便もあるので、イズミールを経由して直接エフェスやベルガマに行く人にはこちらが便利です。
ハヴァシュのシャトルバスについての情報はこちら>>>
ハヴァシュ・イズミール
空港から市内へのアクセス2 IZBAN
イズミール市民の足、IZBAN
公営の電車の割には利用しやすいIzban
2つ目の方法は
IZBANと呼ばれる電車。これはトルコ鉄道(TCDD)とイズミール市役所が共同運営する公営鉄道ですが、車両もモダンで利用しやすく、今日イズミール市民に最も利用されている交通手段です。時間帯によって5~15分間隔で運行されており、空港と市内中心部のアルサンジャクを30分弱で結んでいます。渋滞など時間帯に関わらず一定の時間で目的地まで行けるのがポイント。
空港から市内へのアクセス3 市内バス
赤いバスが目印のESHOT
いわゆる市内バス仕様なので、スーツケースなどがあると厳しいかも
3つ目の方法は、
ESHOTと呼ばれる市内バス。200、202、204番の3本が空港から出ています。このうち、市内中心部にアプローチできるのは202番で、これは海岸沿いの道を走ってジュムフリエット広場まで入るのでかなり便利。
200番と204番は微妙に中心部をはずれたルートを走っているのであまり使うことはないかもしれませんが、204番は空港から直接オトガル(長距離バスターミナル)を結んでいるので、イズミールから直接近郊の町に行く場合は便利です。ただし、バスは渋滞の時間帯だとかなり時間がかかる上に乗客の数も多く、大きな荷物を持つ旅行者としてはあまり乗り心地のいい乗りモノではありません。
バスターミナルから市内へのアクセス
市内へのアクセスを考えると、大手バス会社がおススメ
オトガル社の市内シャトルミニバス
一方長距離バスでイズミール入りした場合、市の東部にある
IZOTASと呼ばれるバスターミナルに到着します。ほとんどの場合、利用した長距離バス会社が市内まで無料送迎バスを走らせていますが、時々イズミール市に強くない地方のバス会社だと、送迎バスを出していないことも。そんな時には市内バスやドルムシュ(乗合のミニバス)などで市内に行くことができます。
ただし外国観光客にとってこれらの利用はやや難易度が高いので、長距離バスを利用してイズミール入りを考える場合には、大手のバス会社(
Kamil Koc、
Metro、
Ulusoyなど)やイズミールに強いバス会社(
Anadolu Ulasim、
Pamukkale Turizmなど)がおススメです。逆に市内からオトガルに行きたい場合には、バスマネ駅にあるドクズ・エイリュル広場周辺にバス会社のオフィスが集まっているので、そこでチケットを購入すれば、サービスバスでオトガルまで連れて行ってもらえます。