イズミールへのアクセス
イズミールを拠点に飛ぶイズ・エアーもあるほど、イズミールの空港は便も豊富
トルコ第3の大都市であるイズミールには、飛行機、長距離バス、フェリーとアクセス手段も豊富。おのおののアクセス方法をまとめました。
国内線でイズミールへ
前面のガラスと半円ドームが特徴的なイズミール、アドナンメンデレス空港
イスタンブールからイズミールの
アドナン・メンデレス空港まで、飛行機でおよそ1時間。このルートは各社毎日5~7本は運航しているほどメジャーなルートで、トルコ航空に至っては一日に20本近く出ています。価格帯もかなりお得で、キャンペーン価格なら片道約2,000~4,000円! 時間の節約を考えても、飛行機での移動が一番のおススメ。
イズミールに就航している航空会社は、トルコのフラッグエア、
トルコ航空の本数がなんといっても一番で、ほぼ一時間に一本ぐらいのペース。ただし、価格の上下が激しく2,600~18,000円の間で推移するので、旅の予定と合わせて じっくり選びたいところ。
平均価格が割とお得なのはオヌルエアー
この他、イズミールを専門に飛んでいる
イズ・エアーが
ペガサス航空と共同運航しています。ちなみに上記3つの航空会社はイスタンブールのアジア側にある第2の空港、サビハ・ギョクチェン空港からも離着陸しており、この便はヨーロッパ側にあるアタトゥルク空港より価格がかなりお得になっているので狙い目です。これら以外に、
オヌルエアーや
アトラスジェットでもお得な価格でイズミール便が運航されています。
長距離バスでイズミールへ
長距離バス大国、トルコのバスはかなりコンフォート
長距離バス便も各社から頻繁に出ています。例えば大手
キャーミルコチュ社の場合、ほぼ一時間に一本に近いペースで運行されており、片道2,500円前後。快適なバスにゆっくり座って9時間ほどなので、夜出発して朝着く便を利用すればかなりお得です。この他大手としては
メトロ・ツーリズム、
ウルソイ、
ヴァランなどの便があります。そしてイズミールに事務所を多く置く会社としては、
アナドル・ウラシュム、
パムッカレ・ツーリズム、
エフェ・トゥルなどです。
長距離バス車内にはTVあり、Wi-Fiあり、といたれりつくせり
ちなみに長距離バスはイズミール市東部にある
IZOTASというバスターミナルに到着するのですが、大手やイズミールに拠点を置くバス会社だと市内各所への無料送迎バスが出ています。一方、大手ではない地方バス会社でチケット代がとても安かったり、イズミールにあまり強くないバス会社だと市内までの送迎バスがないのはもちろんのこと、時にはターミナルまでも入らず高速道路のど真ん中で降ろされる可能性も。時間帯によっては事故に巻き込まれることも十分あるので、長距離バスを利用する場合にはバス会社をうまく選ぶことがポイントです。
フェリーでイズミールへ
海路と陸路、どちらも楽しみたければフェリーを活用
席が予約制で、ゆったりしたフェリー内部
長距離バスより面倒だけど、ほんのちょっぴり時間を短縮できるのがフェリーの活用。イスタンブールのイェニカプ船着き場から、マルマラ海の南沿岸に位置するバンドゥルマという町まで
IDO(イスタンブールシーバス)社のフェリーで渡り、そこから長距離バス(又は国鉄)でイズミールまで行く、というルートです。
乗り換えがあるもののマルマラ海を一直線にバンドゥルマまで渡るので、陸路のように大きく迂回することなく直線距離でアプローチできます。イェニカプからのフェリーは毎日7本ほど出ており、2時間15分でバンドゥルマに到着(片道2,000~2,400円ほど)。ここからイズミールまでバスで4時間半ほど(1,200円前後)なので、乗り継ぎがうまく行けばバスより時間が短縮できる計算に。
同様に、イスタンブールのカバタシュ船着き場からブルサ港までフェリーで渡り、そこからイズミールまでバス、という新ルートも2012年3月22日から開通しており、こちらはさらに価格もお得で乗り継ぎもよいようです。
イスタンブール~ブルサ~イズミールのルートについてはこちら>>>
IDOBUS