最近は、デジカメがほとんどですから、データでということが多いのではないでしょうか? 仮に、写真をもらったとしても、複合機でスキャンして、データ化できてしまいますし、セブンイレブンなどでも、スキャンしてUSBメモリなどに保存することが可能です。
ですから、写真整理というとパソコンで行うのが最も効果的ではないでしょうか。私の場合は、Googleが無料提供している写真整理ソフトPicasa3を使っています。インストールして、起動すると、まず、パソコン内のデータを全てスキャンして、体系的に整理表示してくれます。
この時、人の顔部分を切り出してくれ、人物名を入れておくと、人物データベースが出来上がります(多少の検出ミスは修正必要)。この顔写真をダブルクリックすると、その写っていた写真そのものにジャンプでき、簡単な、切り抜きや明るさ補正なんかもそこで出来てしまいます。ですから、表情や目つむり、赤目などを確認して、選ぶのが直ぐにできます。
また、左側の下の方は、年代順にホルダを並べて、整理してくれるので、いつ頃の写真だったのかもすぐに判ります。下のメニューで、アップロードというのがありますが、GoogleのWeb上に1024MBまでの写真をアップロード出来ます。これは、他の人と共有することもできますし、自分のバックアップとして、非公開にしておくことも設定できます。
また、印刷では、1ページ内に複数の写真を入れた、いわゆるベタ焼きを作ることもできます。さらに、ムービーのみを表示させたり、ジオタグ(位置情報)付きのものだけ表示させるなんてこともできます。
ついでに、データの扱いで、注意点を上げておきます。
- SDカードやUSBメモリーといった媒体は、静電気や誤操作に弱く、一瞬でデータが破壊される場合があるので、保存媒体としては不適切な媒体です
- CDやDVDも、安いものはシールが弱く、記録面が酸化されてしまう様なものがあり、1年程度で消えてしまったなんて話もあります
- あまり安ものは、そういうこともあり得るので、注意されると良いと思います
- HDDの場合は、確かにクラッシュの危険がないわけではないですが、比較的安全な記録媒体です
大事なデータは、複数コピーを作っておくことが、唯一の安全策です。