ニュージーランドで大感動の熱気球体験
大空に浮かぶ熱気球は、早朝に体験できる人気のアクティビティ
熱気球は観光客だけではなく、地元の人が記念日に利用したりもするんですよ。ツアーによっては、飛行後にシャンパンで乾杯したり、朝食も付いてくるところもあります。所要4時間ほどで料金は340ニュージーランドドル(約23000円)からが目安です。
この記事では、ツアーの流れから、気をつけたいこと、おすすめの気球スポットなどを紹介します!
熱気球ツアーの流れ
熱風がバルーン内に送り込まれてゆっくりと浮かび上がる熱気球
ホテルからの送迎バスで離陸地点に到着すると、まずはみんなで熱気球の準備をします。まだ暗い中、これからの飛行にわくわくしながら作業するのも楽しいもの。残念ながら、2012年6月現在、日本語対応のところはないのですが、英語が分からなくても、身振り手振りで何をするのか指示してくれるから大丈夫! 大きなバルーン部分を広げ、扇風機で空気を送り込んでいきます。バルーンが大きくなってきたところでいよいよガスバーナーを点火。まだ暗闇の中、ガスバーナーのゴォォォという音に、いよいよ飛ぶんだという実感がわいてきます。
温かい空気が送り込まれていくとバルーンが少しずつ浮いてきて、ここで実際に人間が乗るバスケットをバルーンに繋ぎ、スタッフの合図で一気に気球に乗り込みます。
気球が浮かんでいく瞬間は、感動そのもの。飛行機やヘリコプターなどのように上昇する時の緊張感は無く、まるで魔法の絨毯でふわりと空に浮かんでいくかのよう。最初は高いところにいるのが少し怖かったガイドも、すぐに慣れてリラックスできました。
どのエリアで気球に乗るかにより景色も異なってきますが、牧場や畑がパッチワークのように広がる平野、湖や雄大な山脈など……目の前に360度広がる美しいパノラマビューの中、朝日が昇っていく様子は忘れられない思い出になります。
一時間ほどフライトを楽しんだらいよいよ着陸。気球の進む先は、風向き次第! なので、着陸する場所は広い草原地帯や羊や牛がいっぱいの牧場だったりと毎回異なります。
全員で気球を片付けた後は、シャンパンで乾杯(お酒が飲めない人のためにジュースもあります)、こんな一日の始まりもいいですよね。