投資信託/REIT・コモディティ投資信託を比較しよう

SMT J-REITインデックス・オープン

資産運用の世界では、インフレに強い資産として不動産が挙げられますが、三井住友アセットマネジメントのSMT J-REITインデックス・オープンは、不動産投資を行うまとまった資金がない、あるいは分散投資の一環として不動産をポートフォリオに一部組入れておきたいと考えている人などにおすすめの投資信託です。

深野 康彦

執筆者:深野 康彦

お金の悩みに答えるマネープランクリニックガイド

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SMT J-REITインデックス・オープンここが魅力!

三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用する、SMT J-REITインデックス・オープンは、東京証券取引所に上場しているREIT(不動産投資信託)に分散投資を行い、代表的な国内REIT指数である東証REIT指数(配当込み)に連動した投資成果を期待することができます。

指数連動型の投資信託はいかに投資コストを抑えるかが鍵になります。SMT J-REITインデックス・オープンは、運用管理費用(信託報酬)、信託財産留保額を合わせた投資コストが東証REIT指数連動型投資信託の中では1番低いインデックスファンドです。

運用のポイント

本来、J-REITはお金を増やすというよりも、定期的に配当金(インカムゲイン)を期待する商品ですが、SMT J-REITインデックス・オープンは定期分配を行っていません。このため、定期的な収入を期待する人に向きにくく、資産形成をする人が分散投資の一環で活用するスタンスで利用しましょう。

REITはコモディティ(商品)ファンドと異なりインカムゲインを得られる商品ですが、株式のような成長を期待できるものではありません。ポートフォリオのコア資産と言うよりは、ポートフォリを補完する位置付けです。過度にポートフォリオに組み入れるのは控えるべきです。

持家を保有している人は、SMT J-REITインデックス・オープンを組み入れることで、総資産ポートフォリオに占める不動産への配分が多くなりがちになります。バランスを考え、資産配分割合を決めるようにしましょう。

SMTJ-REITインデックス・オープン 商品情報

運用会社
三井住友トラスト・アセットマネジメント
信託期間
2008年1月~無期限
基準価格
6674円
純資産総額
約16億円
騰落率
6か月:12.41% 1年:▲8.45% 3年:20.95%
信託報酬
0.0042
販売手数料
上限2.1%
運用会社URL

※基準価格と騰落率、純資産総額については2012年5月31日時点。基準価格と騰落率は課税前分配金再投資ベース。最新のデータは各社HPの目論見書や運用レポートなどを参考にして下さい。

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