持続的に利用したくなる別荘地を探すには?
景気の低迷が長く続き、ここ数年新しい大型別荘地開発の話は耳にしたことがありません。とはいえ、セカンドハウスを持ちたいと思う人はいらっしゃいますし、需要もあります。新規物件がない以上、既存の別荘地で販売されている中古物件や土地を探すことになりますが、リゾート業界専門の情報誌がないだけに、個別に自力で情報収集するしかありません。イマドキの別荘探し、どんなところに注意すればよいでしょう。管理事務所の有無を確認
まず、管理事務所が現地にあるところが安心です。今残っている大型別荘地は、景気が良かった時代に開発されたものがほとんどです。ただ、景気がよかった時代は投資向けに購入する人も多くいましたので、土地は売れているけど別荘はまばらにしか建っていない、そんな別荘地もあります。価格に割安感があっても、寂れた感の漂う別荘地は避けましょう。
またバブル崩壊などで開発会社が倒産、管理がされていないところもあります。
管理事務所が現地にないと、別荘地は荒れてきます。管理員がパトロールしたり草刈をしたり、枝打ちをなど定期的にすることによって別荘地は景観が維持されているのです。管理事務所は管理費で運営されますから、オーナーが利用せず管理費も滞納が続くと別荘地は衰退します。「別荘地は管理を見て買え!」昔から言われている言葉ですが、今も生きています。道路状況や道路周辺の植栽など、手入れがされずに荒れている別荘地は避けたほうがいいでしょう。