持続可能なサスティナブルな別荘地を買うコツ(2ページ目)

共用施設がもたらすメリットは大

別荘地はゲートがあって勝手に入れないところもありますが、おおむね中に入れますのでぐるりと回ってみましょう。建っている別荘の様子で利用状況がわかります。敷地内にガーデニングや家庭菜園がある別荘は頻繁に来られていると想像できます。建物の傷み方でもある程度判断できます。別荘を建てたときから時間が経つと世代が変わり、相続なども発生。相続した子ども世代が使っていないということもあります。
別荘地を購入するなら、衰退しているところではなく、多くのオーナーが思い思いにリゾートライフを楽しんでいる、ある意味賑わいのある別荘地を選びたいものです。
大型別荘地には共用施設を備えていることが多いです。例えばテニスコートやボート池、レストランやホテルなど。共用施設ではありませんがペンションや貸し別荘、保養所がある別荘地も。このような施設があると、オーナーだけでなく利用者も別荘地に足を運ぶことになり賑わいが生まれます。

イベント開催でオーナー同士の交流も楽しみ

管理事務所がオーナー向けにイベントを開催する場合もあります。コンサートやゴルフコンペ、ハイキング、盆踊り、お祭り、バードウォッチングなどその土地ならではのイベントは人気があります。特に夏休みなどは、子ども世代は都会で仕事中ですが、おじいちゃん、おばあちゃん世代が孫を連れて参加するケースも増えているようです。一方で、別荘に来てまで人とつきあいたくないという方もいらっしゃるとは思いますが、ほどよいコミュニティは新しい人生に楽しみを与えてくれる、ととらえましょう。また利用者が持続し、賑わいのある別荘地は資産価値も高まります。これから別荘を買うなら、サスティナブルな別荘地、持続可能な別荘地で物件を探されることをオススメします。