都心への近さから根強い人気の湘南リゾート

(株)東京カンテイのデータによると、逗子は1997年~2001年にかけては、毎年コンスタントに200戸前後の供給が続いていましたが、2002年以降、新規の物件が大幅に減少しています。もともと逗子は、都心へ通勤できるため、リゾート用というより居住用のマンション供給が中心です。

しかしながら湘南エリアは、2年ほど前に地価が底入れして以降、上昇傾向に。それに伴いまとまった土地の仕入れが難しくなっているとも考えられます。

神奈川エリアの新規物件供給の推移・過去7年間(株)東京カンテイ調べ


そこで中古マンションの状況を見てみましょう。中古マンションは、毎年600戸~800戸の流通があり、価格は2,000万円台後半から3,000万円台前半で取引されているようです。ただし築年数は20年前後が中心で、築浅のマンションは探しにくいようです。

同じ湘南エリアでも、葉山になると通勤圏というよりリゾートの色が濃くなります。数年前には、葉山ではマンション建設反対が多く、新しいマンション建設がほとんどないという時期もありましたが、ここ数年、新規マンションは毎年50戸前後で推移。2006年には平均価格が6100万円台になり坪単価が250万円と、リゾートエリアのなかでダントツの高さとなっています。

逗子・葉山ともに、都心に近いリゾートとして人気。最近は、都心に家を持ちながらダブルハウス感覚で利用するケースが多く、団塊よりも少し若い世代に人気があるようです。

次のページでは湯河原・箱根エリアを詳しく取り上げます。