新開発のエンジンの実力は
新開発のクリーンディーゼル・テクノロジーを駆使した「YD25DDTi」エンジンで、燃費を大幅に向上させたという
売れ筋になると思われるディーゼルのスペックを見ると、ハイエースの144馬力/30.6kgmに対し、129馬力/36.3kgm。最高出力で若干負けているが、トルクで優位。一般的にディーゼルエンジンはトルクで勝負というイメージ。高く評価されているハイエースと同等の実力を持つと考える。
またATはハイエースの4速タイプに対し、NV350が5速AT。燃費ほぼ同じ車重同士の比較するとハイエース11.4km/Lに対しNV350は12.2km/Lで優勢。ATのギア段数の分だけNV350有利なんだと思う。これも実走行テストしないと不明ながら、若干NV350の勝ち程度か。
興味深いのが価格。NV350の売れ筋になりそうなロングボディ『プレミアムGX』で321万7200円。ほぼ同じ装備内容となるハイエース『スーパーGL』の323万1千円を相当意識した価格になっている。シェア独占状態だったハイエースにとっちゃ強敵登場となった。
メーターパネル中央には、燃費を意識した運転を促す燃費表示パネルを搭載している
【関連サイト】
日産 NV350キャラバン