スカイライン走り
2.5リッター、3.5リッターともに「走りの質感」は十分に味わえるが、ワインディングならば、4WAS(4輪操舵)付きの3.5リッターモデルがオススメ。価格は279万3000円~380万1000円

ポイントは「走りの質感」

1台目の試乗車は新型スカイラインの売れ筋となっている2.5リッターモデル(225馬力)。Dレンジをセレクトして走り出すと、なかなか軽快だ。軽くアクセル踏んだだけで気持ちよく加速していく。最近の交通環境を考えると、過大なパワー持っていても意味は無い。2.5リッターエンジン搭載モデルで十分以上の性能を持つ。

驚いたのが「走りの質感」である。1998年に発売された先々代のスカイラインを最後に、日産車の走りは「厳しいですね!」続きだった。大幅なコストカットの結果なんだろう。新型車に乗る度、失望の連続といった具合。なかでもステージアや先代スカイラインの走りたるや「世界で最も完成度の低い後輪駆動車」と評したほど。
スカイライン・リアスタイル
メルセデスやBMWとも互角に渡り合えるポテンシャルを持つ。欲をいえば、5ATではなく6ATを採用してほしかった

しかし新型スカイラインから昔の日産が戻ってきた。上質な乗り心地を保ちつつ、ハンドルを切ると気持ちよ~く曲がってくれる。スプリングの硬さとロール感(コーナーで車体が傾いていくときの挙動)、前後のバランスなど全ての点で高いレベルでバランスされてます。食べ物と味と同じく文章で表現するのは難しいけれど、おそらく現時点で世界最高の後輪駆動車かと。
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