Wii U GamePadで何が変わる?
手元にタッチスクリーンがあると据え置きゲームはどう変わんでしょうか?
Wii Uの目玉は「Wii U GamePad」と名付けられた独特のコントローラーにあります。ボタンやスティックの数などは従来のゲームコントローラーを踏襲しつつ、真ん中に大きなタッチスクリーンを搭載。従来はテレビにだけ画面を表示していたゲーム機が、サブモニターとして手元コントローラーにも画面が表示できるようになり、それによって新しいゲーム体験を提案することができると言うのです。
では具体的にどう変わるの、どう面白くなるの、という情報が知りたいですよね。Wii U GamePadには様々な可能性がありますが、その中でもとても重要になるのは、Wii Uでゲームをした人が声を出すこと、そしてゲームを通じて仲良くなることではないかと思っています。
もう少し正確に言うと、手元に画面があると、他の人が声を出したくなります。どういうことなのか、ちょっと説明してみましょう。
どうぶつの森キャンディーまつり
キャンディーをたくさんためると足が遅くなるので、門番につかまりそうになるとボロボロこぼしながら逃げていきます。それがまたカワイイんです
どうぶつの森キャンディーまつりは、簡単に言うと鬼ごっこのゲームです。逃げるプレイヤーはどうぶつチーム。最大4人が4分割したテレビ画面を見ながらWiiリモコンで操作して、どうぶつに扮したMiiを操り鬼から逃げていきます。逃げながら、途中に落ちているキャンディーを拾っていき、決まった数を4人で集めたらどうぶつチームの勝ちです。
鬼は門番役で、右スティックと左スティックを同時に操作して2人の門番をプレイヤー1人で動かします。キャンディーを集められる前にどうぶつを3回捕まえれば門番の勝ち。門番はテレビ画面ではなくWii U GamePadを見て操作をします。
そしてここが非常に良くできているところなんですが、Wii U GamePadの画面は、2人の門番が離れると、それに従って広い範囲が表示されるようになります。NewスーパーマリオブラザーズWiiやスマッシュブラザーズシリーズのような感じですね。1人で2キャラクターを操作すること、2人の門番が離れるとその分だけ広い領域が表示されること、そしてそれがWii U GamePadにだけ表示されていること、これがポイントですので覚えておいてください。
次は、実際にプレイするとどういうことが起こるかご説明していきます。