旦那の物を捨てたい時のための魔法のひと言
旦那の物を捨てたい時のための魔法の言葉
「さあ!今日は朝から掃除して、おうちの中をスッキリさせるぞ」と意気込む日がありますね。普段よりちょっとがんばったお掃除をしようと思い立ったはいいけれど、「これ、捨てていいのかな?倉庫に入れていいのかな?」と悩むモノがゴロゴロ出てくる。それは何? そうです、「夫の所有物!」。
自分のものはサッサと決断して捨てることができますが、いかんせん夫の持ち物は「一応尋ねてから捨てる」が夫婦として最低限のマナー。「なんで捨てたんだ!」「ゴミに見えたのよ」というやりとりは夫婦喧嘩の種になります。
暮らしのAll About の読者アンケートによると妻の8割が夫の持ち物を処分したいと思っているという結果が。理由は収納スペースを取るから、使っているのを見たことがないから、使い古しでみっともないからなどなど。
しかし、ここはひとつ、夫婦ラブラブに過ごすために円満に穏やかに夫の持ち物を片付けようではありませんか。片付けたいと妻達が考えているもの上位5つをピックアップし、円満に捨てる&倉庫にしまいこむ、魔法のひと言をお伝えします。
第5位 かさばる漫画に効く!
知らず知らずの間に多くなるコミック本
「ブックリサイクルに出せば、小銭が儲かるわよ!新作が買えるよ」
5巻完結などの全集はまだ許せますが、20巻、30巻の漫画が無造作に部屋の隅に置かれていると「この漫画から家賃徴収したい」とすら思えてきます。都会の狭い部屋の半分以上が漫画本というご家庭も少なからず。
漫画の場合は結構なお値段で売れますので、「現金が入る」ということを意識させ、今どきの流行のコミックを買う元手にするよう仕向けます。「手元に置いておきたい」と言われれば、一時的に古本屋さんに預かってもらうだけだけで、読みたくなったら会いに行けばいいと促しましょう。
第4位 出番の少ないスポーツ用品に効く!
大きな道具をそろえても1年に1回行くだけ?
「今日から2ヶ月、これを使ってスポーツしなかったら捨てますよ」
ほこりをかぶっているスポーツ用品、使われた形跡のないアウトドアグッズをしっかり見せつけ、毅然とした態度で言い切るのが一番。今すぐ捨てると言わずに、猶予を決めて捨てると宣告すると、夫側も背筋を伸ばします。 注意点は「運動しないからブクブク太るのよ」などいらないことは決して言わないこと。
第3位 思い入れのある趣味用品に効く!
かさばる趣味はお荷物になりがち
「お互いの趣味にかけてもいいお金を、生活費から捻出しようよ」
夫婦間コミュニケーンのひとつとして、お互いの趣味を語り合うというものがあります。意外に夫は妻の趣味に関心がなかったりするものです。
「私の趣味はビーズアクセサリー造りと、ワインだから、お教室代2万円まで許可してくれるかな?」と切り出せば「え!?そんなに趣味に使ううの? 俺は、俺の趣味は……フォークギター……」
「ギターなんか弾いてるの見たことないわ。不要なものは捨てましょう」
と、あらためて「俺のギターの趣味は終わってた……」ということに気づいてもらうというわけです。終わった趣味、チャレンジしたい趣味の区別をつけてもらうことが目的です。置いておく物と捨て去る物を意識してもらいます。趣味にかかる費用を切り口にすれば耳を傾けてくれます。
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第2位 読んでいない本・雑誌に効く!
雑誌はすぐにたまって重いもの
「ペーパーレスの時代だから、データ化して残しておこう」
残しておきたい本は電子書籍で同じものを買いなおす、データ化して永久保存する方法があります。雑誌でどうしてもとっておきたい特集記事がある場合は、スマートフォンやデジタルカメラで撮影してパソコンに入れておくなどIT技活用を促します。書籍データをスキャンして保存してくれるサービスもありますので、教えてあげてもいいですね。
第1位 たんすの肥やし服に効く!
1年たっても着ない服ありますよね
「これ、着てるところ見たことないから今度の日曜に着てみてね」
2シーズン袖を通していない衣類は、一生着ないと考えてよい、ということを把握してもらいます。デザインが古くさいから着ない、素材がくたびれているから着ない、着て行く場所がないから着ないと、理由は様々。
「なぜ着ない?」という理由を聞き出し、相手がグダグダ言うようでしたら、「じゃあ着て見せて。これ着て日曜にどこかに出かけよう」と誘い文句を。そして、やっぱり着なかったらゴミ袋に入れて1週間目につくところに置き、そこで文句が出なかったらキッパリ捨て去りましょう。
いかがですか? さて、夫に内緒で捨ててしまったことがある妻は約3割います。「夫は捨てた事に気づかない」という意見も多し。勝手に捨てる行為は、無頓着夫の場合ならまだしも、細かいタイプの夫なら怒り出す可能性もあるので、旦那様のキャラクターを考えた上で対応したいもの。ただ捨てたい、という感情に任せず、片付けることで得られるメリットを明確にだんな様に示してあげることがコツです。
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