ルツェルンの見どころ2 ライオン記念碑
カペル橋と並ぶルツェルンの観光ポイントがライオン記念碑。ルツェルンの公園内にある池の対岸にある切り立つ岩を削って造られました。中世のスイスは貧しい山国だったため、おおぜいの若者は傭兵として外国に行かざるを得ませんでした。フランス革命の時、ルイ16世の護衛部隊として最後まで忠誠を尽くし、息絶えたのがスイスからの傭兵だったのです。ルツェルンからも多くの傭兵を輩出していました。彼らの忠実さと勇猛さを讃えてできたのが、この記念碑です。
ルツェルンの見どころ3 旧市街
ロイス川の右岸が旧市街の中でもおすすめの散策スポット。フレスコ画に彩られた家壁を眺めながら、石畳の通りを歩いてみましょう。お土産店も立ち並び、ショッピングにも絶好のエリアです。歩き疲れたら川沿いのカフェの席を確保。風に乗って聞こえてくる教会の鐘の音が、心地よく耳に響きます。ルツェルンの見どころ4 シュプロイヤー橋
ロイス川にかかるもうひとつの屋根付きの木橋がシュプロイヤー橋。カペル橋のミニ版のような橋です。カペル橋と同様に、もともと町の城壁の一部として建てられました。「死の舞踏」をテーマにした天井部分にかかる67枚の板絵で有名です。中世ではこの橋の近くで小麦のもみ殻が川に捨てられていました。シュプロイヤー橋という名前は、ドイツ語でもみ殻を意味する「シュプロイ Spreu」に由来します。