世界中からの観光客で賑わう古都、ルツェルン

ルツェルン

スイスの古都と同時に、夏のクラシック国際音楽祭でも有名

スイスの古都と呼ばれるルツェルン。ロイス川の両岸に発達した町で、創建は12世紀に遡ります。スイスを代表する観光都市で、年間を通して世界各国からの観光客でいつも大賑わい。ルツェルン湖の対岸にはリギ山、そして町の背後にはピラトゥス山が迫り、この町を基点に山岳観光にも簡単に足を伸ばすことができます。町の魅力に加え、山、湖、川も同時に楽しむことができるのがルツェルンです。

ルツェルンを経由してスイス各地へ

スイス地図

チューリヒとユングフラウ地方のルート上に位置

スイスの中央部に位置するので、ルツェルンからはどの方面へアクセスするにもとても便利。スイスの東の玄関口、チューリッヒとユングフラウ地方のルート上に位置するので、移動の途中にルツェルンを組み込んではいかがでしょうか?

まずチューリッヒからルツェルンまでが、列車で約1時間。日本からの到着便が夜になっても、その日のうちにルツェルンへ移動することも可能です。できればルツェルンには2泊して、翌日はルツェルンの半日市内散策を楽しみ、午後はピラトゥス山やリギ山など、周辺の山の観光に出かけてみましょう。お天気が良い日は、ルツェルン湖の遊覧船もおすすめです。

ルツェルンに1泊だけしかできない場合は、ルツェルン到着の翌日午前に市内観光。午後はそのままユングフラウ地方へ向かうことができます。朝早めに市内観光を済ませれば、ピラトゥスなど周辺の山の観光の後、その日のうちにユングフラウ地方に行くことも可能です。ルツェルンからユングフラウ地方の登山口となるインターラーケンまで、列車で約2時間です。

 

ルツェルンの見どころ1 カペル橋

カペル橋とピラトゥス

カペル橋の背後に見えるのは、ピラトゥス山

ルツェルンのシンボルがカペル橋。ルツェルン湖からロイス川に流れ出る河口にかかる、屋根付きの木の橋です。

橋の天井部分には、町の歴史を物語る板絵が架けられ、所々で立ち止まる観光客でいつも賑わっています。橋の中央部にはとんがり帽子のような屋根が特徴の8角形の塔があります。かっては牢獄や拷問室として使われていましたが、現在塔の内部は一般非公開になっています。

 

カペル橋

屋根の天井部分にかかる絵を眺めながら橋を渡る

もともとルツェルンの町の城壁の一部として、湖方面からやってくる外敵を防ぐ目的で建てられました。橋の欄干を見ると湖に面した側が反対側と比べて高くなっているのはそのためです。

カペル橋の建造は1332年。屋根付きの木の橋としては、ヨーロッパ最古と言われています。しかし1993年の8月、不審火により、橋の約3分の2が消失してしまいました。地元の人々にとって歴史ある町の「誇り」の大部分が失われたことは大変なショックで、多くの人が嘆き、悲しみ、涙を流したと言われています。

しかしその後1年も経たない間に橋は再建。今では大火の前と変わらない姿で見事に復活を遂げています。