ハンドルを握ったら「素晴らしい!」と感じるのだが…
一方、2リッターターボは全て新しい。エンジン自体、トヨタ86用に開発したと言われる新世代の水平対向を使う。さらに燃料系がコストのかかる直噴。バルブ回りの可変機能にも凝り、ミッションは高性能ターボエンジン世界初の無段変速CVTになった。最高出力は300馬力と超強力。ターボ無しなら4リッター級エンジンに匹敵する最大トルクの40.8kgmは、BMW328iの35.7kgmを圧倒する。BMWやベンツ式の表記なら『350』くらいを付けてもおかしくないほど。加えて低い回転域から太いトルク出す。さらに高回転域まで振動を全く感じさせない。
2.5L新世代ボクサーエンジンを搭載。高回転域まで振動を全く感じさせない、CVTだから変速ショックも感じないなど、素晴らしいエンジンだ
ハンドル握ったら「素晴らしい!」を連発したくなる。CVTだから変速ショックだって無し。それでいて2.5リッターターボより実用燃費にして20%くらい良いのだから文句なし。クラウンとかレクサスGSあたりに搭載してきたら、両手を挙げてホメたくなります。
残念ながら多くのクルマ好きは現行レガシィに魅力を感じていないらしい。だからこそ従来型レガシィから現行レガシィに乗り換えるユーザーも少ないんだと思う。かくいうガイドも初代レガシィから4代目まで全て乗り換えてきたけれど、新型を見た瞬間、「魅力を感じませんね」。クルマ(ハード)としての魅力は感じるのですが…
メーター中央に3.5インチのカラー液晶を採用。電動パーキングブレーキやSI-DRIVEのスイッチの配置を見直すことで、操作性を高めたという
世界トップクラスの性能持つエンジンを搭載することによって、レガシィの販売台数は伸びるだろうか?
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