数年は使えるスペックを搭載
この製品はハイスペックモデルということもあり、インテルの第3世代Coreプロセッサ・ファミリーのCore i7を採用。クアッドコアのCPUで性能に余裕がある。特に写真のRAW現像や、ビデオの編集などのハイスペックが必要とされる用途では、その能力をフルに発揮できる。Windowsエクスペリエンスインデックスの数値も高い
CPU以外でもメモリは8GB搭載し、HDD容量も1TB、Blu-rayドライブを搭載するなど、数年くらいの利用なら性能面でも不足なく利用できるだろう。
デザインとストローク感にこだわったキーボード
キーボードは、このクラスでは一般的となった10キー付きのキーボードを採用している。アイソレーション型のキーボードで、各キーの周囲に本体と同色のカラーがデザインされている。上から見てもわからないが、斜めから見るとそれがわかるのが、ちょっと隠れたおしゃれのようになっている。斜めから見るとデザインが変わったように見えるキーボード
このキーのキータッチ感、ストロークや全体的な安定度は悪くはないし、配列も悪くはない。ただスペースキーが比較的小さめなので、ある程度大きなスペースキーになれている方には、なじむまで時間がかかるかもしれない。筆者はスペースキーを右手で押すことが多いが、右手親指がスペースキーまで遠いのでやや押しづらかった。
光沢のある筐体はデザイン性も高く、高級感もあるが、特にパームレスト部分はしばらく使った後は皮脂が目立ちやすく、掃除も工夫が必要かもしれない。今回使用したものはガーネットレッドモデルだったが、手の脂で若干くすんだ色に見えてしまった。このあたりの見た目や掃除のしやすさなどが気になる方は注意しよう。