使いやすいキーボード
この液晶サイズの製品のキーボードは、10キー付きのキーボードを採用する例が多くなっているが、キーボードの位置が左に寄った形になり、ホームポジションもそれに合わせて左側になってしまう。Let’snote B11の場合、手の位置は中央近くになるように設計されていて、自然に入力できる。B11のキーボード
キーの配置に余裕があるからか、エンターキーの右横にページダウンキーなどが配置されている。これらのキーも、エンターキーとは独立したデザインになっているので、誤入力の心配もない。キータッチなども、本体の剛性が高いことなどもあり安定していて、キーストロークはそれほど深くはないが、使い勝手に問題ない。
現在のLet’snoteの特徴のひとつとなっているホイールパッドは、他機種が大型化する中でサイズ自体は小さめなので、現時点で操作性には問題ないが、将来Windows 8などが登場した際にどうなるかは未知数だ。
厚さはあるものの、重量は軽い
B11は最厚部が43.2mm、最薄部が31.4mmなので、21mm以下のUltrabook 2台分程度の厚みになっている。最近の薄型製品に比較すると厚みなどが劣るように見えてしまうが、これはLet’snoteは堅牢製がポイントのひとつだからだ。しかし、重量は1.8kg前後で、Lバッテリー使用時の駆動時間は実使用で4時間前後が期待できる。Let’snoteにしては長くはないが、ある程度のAC電源なしでの使用も可能だ。AC電源を使う場合も、大きすぎないACアダプターと、それをまとめるコード類は考えられて作られている。
B11のACアダプター
社内や家庭内での移動でもタフ性能や軽さを重視し、出先で大画面を直接使用しハイスペックのノートパソコンでプレゼンを行う用途に活用できるだろう。
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パナソニック CF-B11Y