まずは主契約と特約の保障内容を確認しよう

まずはどの保障が特約なのか確認しておきたい

まずはどの保障が特約なのか確認しておきたい

医療保険の特約だけを解約することは基本的に可能です。ただ、同じような保障内容でも何が主契約で何が特約かは保険商品によって異なります。

医療保険の主な保障には「入院給付金」「手術給付金」「先進医療給付金」がありますが、このうち「手術給付金」と「先進医療給付金」は医療保険によって主契約に含めている場合と特約にしている場合があります。特約であればこの部分だけ解約することもできますが、主契約になっている場合は、部分的な解約はできません。

その為、特約だけ解約するにしても、そもそも加入している保険のどの保障が特約なのかをまず確認しておく必要があります。

保険料の下限設定がある場合は解約できない場合も

保険会社によっては新規で医療保険に加入する際、月々の保険料に下限(月々1,500円や2,000円など)を設けている場合があります。おそらく運営コスト面からあまりにも少ない保険料だと採算が合わないからだと思われます。

このような設定のある医療保険では、特約を解約した時の状態でも下限を設けている場合がほとんどです。特約の解約時にも下限を設けないと、加入してすぐに特約を解約してしまえば、新規で下限を設ける意味がなくなるからです。

例えば、最低保険料を2,000円に設定している医療保険で、保険料3,000円(主契約1,500円+特約1,500円)の医療保険に加入し、後々特約部分を解約しようとした場合、解約できるのは保険料1,000円分の特約までで、特約全部は解約できないということです。なおこの場合でも、保険料の支払い方法を月払いから半年払いや年払いに変えることで特約部分を全部解約できる可能性もあります。

保険会社や医療保険ごとに異なった設定になっているので、事前に保険会社へ確認しておく必要があります。

特約だけ残すことはできない

特約だけ残すことはできないのね

特約だけ残すことはできないのね

特約を解約して主契約を残すことはできますが、主契約を解約して特約だけ残すことはできません。例えば、医療保障にがんの保障を特約で付けられる医療保険がありますが、後々がんの保障だけ残して医療保障はいらなくなったとしても、がんの保障だけ残すことができません。このような可能性がある場合は、最初からがんの保障は医療保険とは分けてがん保険で確保しておく方が無難です。

解約手続きの方法

特約だけ解約する場合も、通常の医療保険の解約の場合と同じように保険会社のコールセンターや営業担当者へ申し出て手続きをします。特約だけ解約した後の保険料がいくらなのかは、聞けばすぐに試算してもらえるので、事前に確認しておいた方が良いです。

解約手続きについて詳しくはこちら >> 医療保険の解約手続きの方法

医療保険解約の判断基準と注意点

医療保険は加入したら長期間継続していくのが理想ですが、新たに魅力的な医療保険が登場したり、契約時の給付金が定額なのに、経済環境などにより治療費が変動する、自分で経済的備えができるようになり保険が不要になった場合など……環境等の変化によって解約する必要がでてくる場合もあるかと思います。

詳しくはこちら >> 医療保険解約の判断基準って?

解約時の注意点としては、解約による保障空白期間をつくらないこと、一度保険を解約したら元には戻らないということ、解約時に過去の請求漏れがないかをチェックしておくことなどに注意しましょう。

詳しくはこちら >> 医療保険の解約時の注意点

保険は一旦解約したら元には戻らないので、解約することが最善なのか落ち着いて考えてから手続きするようにしましょう。
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