新学年! それは母にとっても新学年だった

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新生活、子ども以上に母のほうが戸惑うことが多かったりする

みんな、いっせーのせで始めるのが好きだ。桜前線が北上してくるのと共にみんなで新生活に胸を膨らませ、あれこれ新調し、新しいライフスタイルに備えて綿密に情報を収集し、妄想で有頂天になったりブルーになったり、しっかり事前に山谷をシミュレーションしたところで、4月1日を皮切に一斉に「新しい人」になる。

4月の「新人」が学生や新入社員だけだと思ったら、それは違う。専業主婦にしてもワーキングマザーにしても、日本の学校が4月始まりである限り、母親としての生活も新しいフェイズに突入だ。保育園や幼稚園、小学校に中学校、子どもの新しい学校生活に引きずられる形で、母親の生活や人間関係もある日を境に突然まっさらになる。

ほっと一息の5月~6月に母が燃え尽きる

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あれおかしいな、私もこんなに疲れ果てていたなんて

母は一ヶ月、新生活に自分を適応させ、子どもを適応させ、家庭を適応させるべく、フルスロットルで頑張る。一息ついたゴールデンウィーク、もちろん連休明けの子どもの登園登校しぶりにも注意を払い、緊張もほぐれどうにか軌道に乗ってきたかなというところで、ふとある日、顔も上がらないほど自分が疲れきっていることに気がつく。

あれおかしいな、全部軌道に乗せたのに。そして知る。自分を一番後回しにしていたこと、自分が置き去りになっていたこと。「あぁ、疲れちゃったなぁ」。そうつぶやいて涙が止まらなくなったりしたら、それは「母を休め」という完全な赤信号だ。


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