美麗な料理の数々、「御料理 紀茂登(きもと)」
トア山手
日本中で神戸という街ほど、海と山と空をいち時に間近に感じる都会を他に知りません。そんな街の中心部ともいえる三宮と元町。そのちょうど中間あたりの山の手、中山手地区の再開発プロジェクトで35階建ての高層マンション「トア山手 ザ・神戸タワー」が2008年11月に完成しました。今や山の手エリアのランドマーク的タワーとなった、その一階(「トア公園」の真ん前)に店を構えるのが今日ご紹介する「御料理 紀茂登」。料理長は木本泰哉さん。京都の名店などで修行後、30歳で独立されました。
紀茂登の外観
店内に入ると、日本料理店ですがバロックが流れており、幅広い白木のカウンターがまず目に入ります。インテリアは明るく上品。和とモダンを調和させて、料理を引き立てる「引き算の美学」が貫かれています。
個室
席数はカウンター6席に加え、奥に設えられた2つの個室(2人用と4人用)のわずか12席。特に2人用の個室の壁には書家による「紀」「茂」「登」の屋号が一文字ずつ掲げられいて、待つ間の目を楽しませてくれます。
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