デジタル一眼カメラ/デジタル一眼カメラレビュー

タッチで簡単なミラーレス パナソニック LUMIX GF5(3ページ目)

軽くて小さなミラーレス一眼として大人気の「LUMIX GF」シリーズの最新モデルが登場です。ラウンドフォルムのスタイリッシュなデザインはそのままに、使いやすさと性能を大幅にブラッシュアップ。最新の電動ズームレンズ2本も合わせてテストしました。

中井 隆

執筆者:中井 隆

デジタルカメラガイド

シーンガイドとおまかせiAを使いこなす

シーンガイドの設定画面。23種類ものシーンが内蔵されている

シーンガイドの設定画面。23種類ものシーンが内蔵されている


GF5にはコンパクトデジカメでおなじみの、カメラが撮影シーンを自動認識して最適な撮影モードに切り替えてくれる「おまかせiA」が搭載されています。風景や夜景、接写、顔認識など8種類の撮影モードを備え、すべてカメラまかせでもキレイな写真を残すことができます。

しかしミラーレス一眼の醍醐味は、同じ被写体でも自分のイメージ通りの写真が撮れること。そのためには露出や色合いの設定など、従来では難しい操作が必要不可欠でしたが、GF5では新たに「シーンガイド」を搭載。自分の撮りたいイメージを選ぶだけで、カメラが自動で最適な色合いや露出に設定してくれるのです。

シーンガイドは全部で23種類。たとえば人物撮影だけでも「キレイに撮りたい」「かわいく撮りたい」など6パターンを用意しています。


クリエイティブコントロールで芸術的な作品を

クリエイティブコントロールの設定画面

クリエイティブコントロールの設定画面

「シーンガイドではもの足りない! もっとダイナミックな写真表現を!」。そんな人にオススメなのが「クリエイティブコントロール」です。

いわゆるデジタルフィルター機能ですが、GF5には14種類のフィルターを内蔵。またフィルター設定後も鮮やかさや色合い、コントラストなどを5段階で調整可能(一部フィルターを除く)。ライブビュー液晶モニターでその効果を確認しながら撮影できます。

 
ボケ味(被写界深度)を直感的にタッチパネルでコントロールできる

ボケ味(被写界深度)を直感的にタッチパネルでコントロールできる


 
※シーンガイドやクリエイティブコントロールの作例については「パナソニック LUMIX GF5 実写画像」を参考にしてください

次のページでは、フルハイビジョン動画や電動ズームレンズについて説明しましょう。

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