ツアーで活躍する最新スチールシャフト 

KBS TOUR

世界のツアーで使用率を高めている「KBS TOUR」

以前の記事、「進化を続けるスチールシャフトの現在」では新しく発売されている当時のスチールシャフト事情を紹介しました。それから早4年。スチールシャフトは、さらに様々なモデルが登場しています。

しかし、メーカーのNEWモデルであってもシャフトとしてラインナップされているのは、以前と変わらずトゥルーテンパー社「Dynamic Gold」と、日本シャフトの「N.S. PRO 950GH」です。海外モデルでは、別のシャフトを装着するケースもありますが、国内では、この2種類以外のスチールシャフトを店頭で購入する機会はなかなかないでしょう。

この2種類のシャフトが常に採用されている理由を考えるのは興味深いものです。ここまで定着しているシャフトだけに、メーカーにとっては別のシャフトを採用するのはなかなか冒険でしょう。調達が容易であることも一因であると思います。

ガイドの考える大きな理由としては、重量のラインナップがしっかりできること。メーカー純正のカーボンシャフトは50g台が大半。「N.S. PRO 950GH」は90g台。「Dynamic Gold」は120g弱の重さです。3種類をラインナップすると、大ざっぱに重量別に比較できるというわけです。ゴルフクラブでは、自分によりマッチした重量のクラブを選択することが重要になります。

しかし現在、この2種類の他にもさまざまな特性を持ったスチールシャフトが多くのメーカーからラインナップされています。もちろん重量のラインナップも細分化され多様です。今回は、そうした最新のスチールシャフトとその選び方を紹介します。

現在、世界で注目されている新しいスチールシャフトと言えば、なんといっても「KBS TOUR」です。ライフルシャフトを生み出したデザイナー、キンバリー・ブレイリーの手によるもので、2008年ごろからトッププロの使用率を一気に高めてきたシャフトです。昨年行われたプレジデンツカップでは、出場24名中6名が使用していたといいます。全体的にしっかり目で癖のないのが特徴。最新モデルの「KBS TOUR C-TAPER」シャフトは、今季すでに2勝をあげています。パワーが必要なシャフトですが、日本でもこれから使用者が増えそうです。