画像だけでなくグラフや動画なども利用できる
筆者は試しに新美南吉の名作児童文学「ごん狐」を基に、ちょっとした本を作成してみた。テキストボックスをダブルクリックし、コピー＆ペーストして本文を張り付ける。画像を変更したい場合や新たに入れ込みたい場合は、ツールバーの「メディア」から写真を選んで貼り付けるだけだ。
ツールバーの「メディア」をクリックすると、写真など各種素材が挿入できる。テンプレートに入っていた場所以外にも手軽に挿入できる
張り付けた写真をダブルクリックすると、マスキング（写真のどの部分を画面に表示するかの設定）を変更できる。マルチタッチ対応のタッチパッドなら、写真をピンチアウト（指2本で広げる）して拡大したり、指3本を使って位置を変更したり、直感的な操作ができる。
ツールバーの「ウィジェット」を選ぶと、動画や「Keynote」（Mac用プレゼンソフト）などを張り付けることもできる。文章や写真だけでなく、「ここで動画を見てみましょう」といった導線を作ることもできるというわけだ。
「ウィジェット」メニューから動画やKeynoteプレゼンなどを挿入することも可能だ
表やグラフなども挿入できる（画面右）
「ウィジェット」メニューから、複数の写真をスクロールして閲覧できる「ギャラリー」を挿入したところ
作成したら、さっそくiPadでプレビューしてみよう。
