今後の課題・取り組んでいきたいことを教えてください。

まず、胚培養士の仕事をもっと一般の人に知ってもらうようにしたいですね。 そのために胚培養士という呼称ではなくもっと分かりやすいサイエンティフィックな名前にしたいです。

そして、広く存在が認められるようになったら、国家資格化を望んでいます。

そのためにもまずは患者さんへの認知度を向上させるトータルの意味で「見える化」にこだわり、見える培養室・見える胚培養士・見える顕微鏡下等々を実践している訳です。
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顕微鏡下の作業はモニターで見られるようになっています。


後輩へのメッセージがあればぜひ!

なりたい人は誰でもなれる職業ですが、誰でも続けられる訳ではない。医療現場は厳しいです。それでもやりたいと覚悟してくることが大事だと思います。

最後にこれだけは話しておきたいことがあればぜひ!

胚培養士と言うと卵子や精子を操作しているというようなイメージを持たれている方が多いですが、それは間違った認識だとここでお伝えしておきます。

我々の仕事は卵子と精子の出会いのチャンスを作っているだけです。

まとめ

福永氏と話しているとこの仕事へのやりがい、責任、そして充実感がひしひしと伝わってきます。実は取材で分かったのですが、彼は私の大学の後輩にあたるのですが、こんな凄い後輩がいたなんて本当に母校の誇りです。

胚培養士という仕事はまだまだ世には知られていませんが、不妊治療をされている方にとっては妊娠の要になる仕事です。この記事を読んだことにより、理解が深まっていただくことを切に願うばかりです。

私としてはこれからも福永培養部門長を始め、多くの胚培養士の方に取材を継続していくつもりです。

福永培養部門長、長時間のインタビューにご協力ありがとうございました! この場をお借りして厚く御礼申しあげます!
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