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写真で見る、被災地のその後 ≪石巻、十三浜≫

2012年4月21日、東日本大震災から一年経った宮城県の石巻市と仙台市若葉区の被災地を訪れました。被災地の一年後の現状を写真を交えご紹介します。

井上 恵子

執筆者:井上 恵子

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2012年4月21日、東日本大震災から一年が経った宮城県の石巻市と仙台市の被災地を訪れました。4月下旬でも風がまだ冷たく、仙台駅前の桜は咲きはじめたばかり。震災が起こった3月はもっと寒かっただろうと思いを馳せました。写真を交えながら今の姿をご紹介します。

 

石巻市立大川小学校

石巻市立大川小学校は、追波湾に流れこむ北上川の河口から4キロメートル離れた釜谷地区にある。校庭で待機していた児童108名中70名が死亡、4名が行方不明。校内にいた教職員11名中9名が死亡、1名が行方不明となった。この地区では1960年のチリ地震の際は津波被害はなく、市のハザードマップでは津波に襲われる可能性は低いとされていた。

石巻市立大川小学校。がれきは片づけられRC造の校舎が残っていた。

石巻市立大川小学校の2階建ての校舎。校舎の周りのがれきは片づけられ鉄筋コンクリート造の校舎が残っていた。


津波は高さ約10メートルの2階建ての校舎を飲み込んだ。すぐそばには裏山があり、ここに避難していれば助かったと言われている。

校舎とプール、体育館(と思われる)建物をつなぐ鉄筋コンクリートでできた渡り廊下の柱は根元から折れていた。

校舎とプール、体育館(と思われる)建物をつなぐ鉄筋コンクリート造の渡り廊下の柱は根元から折れていた。

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