料理にも遊び心を。そしてリーズナブルに。
帆立とオリーブのマスタードマリネ(700円)
お料理は二十代半ばの女性シェフが担当。 ブリキボタンの中心のターゲットが若い女性たちなので、女性が好みそうで遊び心のあるオリジナルメニューを充実させるとともに、価格帯をなるべく低めに設定し、気軽に注文しやすいように。12時から16時まではドリンクがセットになった日替わりのランチプレート4、5種類(各950円)が用意されています。
写真上の「帆立とオリーブのマスタードマリネ」は自家製マスタードソースでマリネした、夏にぴったりの前菜。さっぱりした風味にマスタードのアクセントがほどよく効いた、白ワインにもよく合う一皿です。
左:自家製マカロニチーズフライ~サルサソース(600円) 右:スモークサーモンと香味野菜の洋風冷奴(650円)
豆腐の上にサーモンやクリームチーズをのせ、自家製のドレッシングで和えた「スモークサーモンと香味野菜の洋風冷ややっこ」や、マカロニを茹でて、チーズとともに丸めて揚げた「自家製マカロニチーズフライ~サルサソース」なども、お酒をいっそうおいしくしてくれる気の利いたメニュー。二人でシェアしても、一人でも楽しめる量です。
厚切り塩ブタのグリル~焼きニョッキ・バルサミコソース(950円)
もうひとつのおすすめ料理は、じっくり漬け込んだ塩豚を柔らかく焼いた「厚切り塩ブタのグリル」。食欲をそそるバルサミコソースの香りと、ちょっと珍しい焼きニョッキを添えて。
取材時はブリキボタンがオープンして一週間。現在のところ夜の時間帯がお客さまが多く、ひとりで楽しんでいる人の姿もよく見かけるそうです。お酒はビールから梅酒まで幅広く揃っていますが、友人とのんびり過ごしたい夜にふさわしいのは、店名にちなんでボタンの5色を表現した5種類のオリジナルカクテル。アルコールの苦手な人も抵抗なく楽しめそうな味。
オリジナルカクテルは黄・赤・黒・橙・緑の5種類(各750円)
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