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iPhoneアプリ連携が楽しい!ケンウッド新「彩速ナビ」(3ページ目)

昨年から今年にかけて、スマートフォン連携カーナビが続々と登場している。その中でも、もっとも使い勝手がいいのがケンウッドの新「彩速ナビ」だろう。そのスマートフォン連携をチェック。

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド

マイナーチェンジではとどまらない進化ぶり

では新「彩速ナビ」のプロフィールを。基本形は先代「彩速ナビ」をベースとした車載スペックSSD搭載のメモリーAVナビで、モニターは高精細なVGAの7型ワイド。内蔵地デジチューナーは12セグ+ワンセグのフルセグ対応4チューナー×4アンテナ・タイプだ。
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MDV-737DTは7型ワイドVGAモニター搭載のメモリーAVナビ。搭載メモリーは16GB車載スペックSSD。内蔵地デジチューナーは4×4タイプ


MDV-737DTとMDV-535DTの2モデルあり、両機の違いはまずメモリー容量。MDV-737DTが16GBなのに対し、MDV-535DTは8GBだ。そのため、収録した検索データも若干違っていて、MDV-737DTには観光ガイドデータが収録されている。またMDV-737DTはSSDの空き領域に、CDの音楽をリッピングできる。

さらにBluetoothを内蔵している(MDV-737DT)か否(MDV-535DT)かも異なるし、MDV-747DTはUSBを2口装備しているのに対して、MDV-535DTは1口。このあたりが、違う部分でほかはほぼ同じと思っていい。


鮮明な映像と操作レスポンスの良さは先代ゆずり

彩り鮮やかなメリハリのきいた地図と、コンポーネント接続&プログレッシブ処理により、発色が良く階調もきめ細かい映像は先代「彩速ナビ」譲り。2画面機能も搭載しているし、新モデルはYouTubeの動画をカーナビの画面で見られるようにもなった。

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交差点拡大図はこんな感じ。100mスケールに一方通行を表示

全国の主要道路140万カ所の傾斜データと新開発の3Dジャイロセンサーを収録したことで、自車位置の測位性能が大幅に向上したのも進化したポイント。

 
ケンウッドMapFanクラブに加入して1年以上利用することで実質無料で地図更新ができるし、高速道路を中心とした開通予定の主要道路はあらかじめ地図データを収録しておき開通後にパスワード入力で地図画面に反映できる方式だから、差分更新マップではないが開通したばかりの道路を素早く地図に反映できる。

ほかにも、独自開発のアプリを使用することでAndroidのスマートフォン内の音楽をiPod+iTunes感覚で使えたり、新DSPの搭載で、デジタルタイムアライメントや13バンド・イコライザーなど、多彩なサウンド調整機能を使えたりと、サウンド面も進化。マイナーチェンジに見えるが、実は新「彩速ナビ」は、先代「彩速ナビ」のユーザーが悔しがること必至なくらい、大きく進化している。


【関連リンク】
ケンウッド・カーナビゲーション
NaviConと連携できるアプリケーション

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