収納/達人の収納術と実例集

倉本康子さん流 収納の黄金3ルール(2ページ目)

片付かなくて困るモノの上位が洋服。シーズンごとに増え続け、タンスの肥やしは溜まるばかり。衣替えはどうしようかと頭を悩ます収納問題に、インテリアモデルとして活躍中の倉本さんがズバリ答えてくれます。

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド


黄金ルールその1:選びやすく分ける

ひとくちにクローゼット収納と言っても、私たち女性はカットソー、ブラウス、ニット、レギンス、スカーフ、アクセサリー、バッグなど色んな種類の持ち物をしまいたいのですが。

「バッグ、靴、アクセサリーはアイテム別にまとめること。服はボトムス、シャツ、ワンピースといった具合に種類やアイテムで分けて、さらに色や柄で分けています。このやり方は、キッチンやデスクまわりなどにも当てはまる方法です。分けてみると、何をどのくらい持っているのか自然と見えてきますよ」
倉本康子さんのクローゼット収納

ハンガーに掛ける服と引き出しケースにたたんでしまう服に分けて収納

ひと部屋を衣裳部屋兼書斎として使っている倉本さん。ハンガー掛けにしている服、たたんで引き出しにしまってある服は、シーズンで分けているのでしょうか?

ファブリーズで消臭&芳香

「最近では、ファブリーズをシューっとできる焼肉屋さんもあるので、臭いを持って帰らずに済むことも!」

「私の場合、冬のコート以外はオールシーズン着たいと思う服がほとんどです。季節によって冬のニットのしまう位置を変えるくらいで、衣替えはしていません。ふだんから服の手入れをしたり入れ替えたりしています。その日に着た服は消臭スプレイでシュっとひと吹きして、乾いてから収納。そして翌朝着ていく服をコーディネートしたら、フックに掛けておきます」

服を選びやすくしたい、気持ちよく身につけたい。その思いは私たちにもあるのですが、なかなか思い通りにいかなくて困ります。衣替えをしないと、夏服と冬服が混ざり合って収納が大混乱。シーズンとリンクしている服だけは区別しておくのがポイントなのですね。

さらに、服がきちんと収まる第2のルールを伺いました。
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