今年の春は少し遅い気がしますが、そんな時に買い足すなら、寒い日はインナーとして、暖かい日はアウターとしても使えるアイテムがうってつけです。軽めのアウターも選択肢のひとつですが、今おすすめするならニット。薄手のタイプなら、さまざまな形でレイヤードに組み込むことができます。シンプルなデザインがもっとも着まわしやすいのは当然ですが、個性を打ち出したい時にはこんなタイプをおすすめします。

お馴染みのヴィンテージ調のモチーフが新機軸

ANOTHER STORY BY INSONNIA

ニット3万4650円 (アナザー ストーリー バイ インソニア/エストネーション TEL:03-5159-7800) 撮影:石井幸久

一見するとヴィンテージのスウェットシャツに見えますが、実は、コットンにシルクをブレンドした滑らかなニット。渋カジ世代でなくとも見たことがあるはずのカレッジプリント調のデザインを編みこむことで、革新的なアイテムに仕上げています。一枚で着ても、Tシャツやカットソーを合わせても、ボタンダウンシャツを合わせてもOK。ヴィンテージライクなのに落ち着きもある、こなれたコーディネートにまとまります。

このニットを手掛けたのは「insonnia (インソニア)」というブランド。クリエイティブディレクターは、イタリアのメゾンブランドでニットの生産やVMDを担当していたキャリアを持つだけに、どこか洗練されたムードも宿しています。

ヴィンテージウェアのカレッジ物に見られるタイガーモチーフを落し込んだニットは「insonnia (インソニア)」を象徴するアイテム。インターシア手横編み機を用いた手作業でしか表現できない繊細なパターンが圧巻です。また、Vネックカブのガゼットとサイドのリブは、ヴィンテージスウェットの仕様を取り入れながら遊び個々とも加えた特徴的なディテールとなっています。

さらに、裾にラインが入ったデザインは、「another story by insonnia (アナザー ストーリー バイ インソニア)」というコラボブランドだけのエクスクルーシブ。


その詳細と、デザイン違いの色鮮やかなニットは、次のページで紹介します。